いい友と美味しい料理

ここ1,2年の間にガラリとお付き合いする友人たちが変わりました。
自分がエライというわけでは決してないのですが、自分の成長とともに友人も変化していくようです。
学生時代の友人とは、いつの間にか疎遠になりました。

いま一番親しくしている友人とは、お互いの友人たちを紹介するような形になってきました。
というか、それぞれの友人たちとの会食に、互いに呼び合っているのです。

私は営業畑出身なのですが、結構人見知りするのです。
営業で頑張っていた時が「本当の自分ではない自分」で、今は元の「人見知り」状態に戻っています。
時間がタイトなこともあり、できれば人とは会いたくないという気持ちが段々と強くなってきました。

私が一緒にいてホッとするのが会社のスタッフ。
そして経営者仲間。
また私には宗教関係(仏教)の友人たちもいるのです。
が、残念なことに、まだ神道関係では親しい友人を見つけることができていません。
神道を学ぶために国学院大学か皇学院大学に行こうかと考えたこともあります。

読書仲間も探しているのですが、なかなか見つからないのが実情です。
でも今度、娘が勤めている会社の読書家の人を紹介してもらうことになり、わざわざそのために東京へ出向いて一緒に食事をすることになりました。
読書家との会食は本当に楽しいのです。

話をしていて面白いのは、仕事に打ち込んでいる人か、旅によく出ている人か、本を沢山読んでいる人です。
逆にそれ以外の人と話していてもあまり面白くないのです。
英会話のレッスンでフリートークをする時があるのですが、講師の知識レベルが低いと話が進まず、全然面白くありません。

交友関係もシンプルライフで行くならば、数少ないけれど優れた人たちと深く繋がっていくのがいいのかもしれません。
色んな階層の人たちと幅広くお付き合いするのがいいのではないかと思っていたこともあるのですが、意識の低い人たちとの交友は時間のムダだし、ムダにとどまらず悪い影響を受けることもあることを知りました。

いい友たちと、美味しい料理をいただくのは人生最高の喜びの一つだと感じています。