東京への旅 その1

今回の東京への旅は4日間。
いくつもの小さな夢の実現が叶(かな)いました。
クルマで東京へ行くのも夢の一つでした(しかも一生かなわない夢だと思っていました)。

行きは朝10時にスタートして、東京のホテル到着が夕方の5時半。
帰りは10時スタートで、午後4時半に宝塚に着きました。
いずれにしても移動だけで1日仕事です。

渋滞に1度も出会わなかったのは「普段の行いの良さ」ということにしておきたいと思います。
東名高速道路は最近全線開通したようなのですが、サービスエリアもキレイで、わざわざそこへ食事や買い物に行ってもいいぐらいのレベルでした。
これからは高速道路のサービスエリアに、映画館やホテルなどができてもいいのではないかと思います。

新東名はまだ私のナビには登録されておらず、ナビ上では山の中をひたすら走っている表示しか出てきませんでした。
新東名の道中、富士山がドカンと出てくる場所があるのですが、これは感動ものです。
富士山はその美しさといい、頭抜けた高さといい、世界に誇れる山だと改めて思いました。

休憩は、行きも帰りも大体3回ずつ取ったように思います。
4日間のうち、クルマでの移動で行き帰りの2日間が必要なので、現地では丸2日間が自由になります。
まず一日は鹿島神宮香取神宮、そして伊能忠敬記念館訪問に使いました。

鹿島神宮香取神宮は以前からお参りしたかったところなので、これまた「夢」の実現でした。
私の書斎には鹿島神宮のご祭神である「タケミカヅチ」の神と、香取神宮の「フツヌシ」の神の肖像画が飾ってあるのです。
いずれも「武」の神様です。

塚原卜伝(つかはら・ぼくでん)は、剣豪の中では日本史上最強ではないかと思われますが、鹿島神宮の神からインスピレーションやパワーを得て「鹿島新当流」や「一の太刀」を修得しました。
塚原卜伝自身は、剣での戦いにおいて一度も負けたことがなく、83歳でなくなっています。

鹿島神宮香取神宮もその中に流れる「氣」の清々(すがすが)しさはハンパではありませんでした。
しかも「武」の神さまなのに、とても“やさしい”のです。
次回訪問するときは早朝に行き、鹿島神宮の森の中をジックリと散策してみたいと思っています。