本を置く場所

「本好きな人は読んだ本をどこに置いているんだろう?」という素朴な疑問があります。
渡部昇一さんなどは蔵書15万冊という、多分世界一のプライベート図書館を自宅の地下に持っておられます。
本のために自宅の引っ越しまでしたという「本格派」です。

司馬遼太郎記念館に行くと、3階くらいの高さの吹き抜けの壁に、司馬遼太郎が読んだ本がズラリと並べられています。
実に壮観で、本たちの圧倒的な存在感とオーラを感じます。
これだけの本が並べられているということは、やはりどこかに収納してあったということです。

大川隆法さんの図書館も歩いて回るだけで10分かかると読んだことがあります。
大川隆法さんは本を年間2,500冊から3,000冊読むとのことです。
せめて読書量だけでも負けないように、私も年間3,000冊を目標としました(まだ未達です)。

私は高校生の頃から本を読み出したのですが、段々と書斎から本がはみ出すようになり、本のためだけに別荘のようなものを建てたことがあります。
そういえば、いま思い出したのですが、別荘図書館の時に、一度テレビの取材を受けたことがあります。
現在はそれらの本をすべて自宅の地下図書館に収納しています。

今の地下図書館をつくった時は「もうこれで一生本の収納場所に困ることはない」と喜んだのですが、一生どころか今年中持つかどうかが危ぶまれるようになってきました。
本があふれ出るようになった場合、どう対処したらいいのか、今のところ全くいいアイデアはありません。

このブログでも読書のことは“ちょくちょく”話題にしているのですが、それらの文書を集めると本1冊分ぐらいの分量になりそうでした。
ある出版社に原稿を持ちこんだところ、本にしてもらえるということになり、1〜2か月後にはこのブログから「多読」の本が1冊誕生することになりそうです。

メンタリストのDaiGoさんのことをネットで調べると、月に本代を100万円分使っていると書いてありました(本人に直接確かめたわけではないのでウソかホントかはよくわかりません)。
100万円などという途方もない数字が先に出ているので、私も気楽に本代のことを書けるのですが、私の場合は毎日1万円分ぐらいをインターネットで購入しています。

買った本を全部読むわけではないので「ツン読」の本が毎月確実に増えていっています。
仮に今から全く本を買わなくても、半年ぐらいは十分にそれらの本で賄(まかな)えていけそうなので、新しい本は買う必要がないかもしれません。
が、新聞で本の広告を見ると、ついついインターネットで買ってしまうのですね、これが。