「女房に逃げられた」わけではないのですが、ビートとの男2人の生活を余儀なくされています。
結果、どうなったかというと、読書の時間が全く取れなくなりました。
筋トレも中止です(その分、ビートとの夜の散歩に行っているのですが)。
ウェブレッスンだけは、かろうじていつものように取れています。
*
多読が私の「売り」なのに、それが1冊も読めないとなると問題であります。
家事に“なんやかんや”と1時間以上取られ、ビートとの夜の散歩も1時間以上。
今日など食料の買込みで一層余計な時間を取られ、そうでなくても時間がタイトなのに大変なのです。
*
しかしながらビートとの夜の散歩は実に楽しいのです。
いつもとは違うルートを気の向くままに歩いていくと、様々な発見や気づきがあります。
普段は入ることのないような路地にも足を伸ばしたりするのですが、今まで知らなかったことをいくつも発見しました。
*
古アパートを丸々「学習塾」に使っているところもありました。
煌々(こうこう)と電気をつけていてノボリまで立っているので、どこかのお店かと錯覚したぐらいです。
明るい所には“ついつい”人は引き寄せられるのですね。
いい勉強になりました。
*
これもまた古いアパートなのですが、1階を改装してオシャレなカフェになっているところもありました。
古い建物をリノベーションして、新しい使い方を提案するというのは、今ちょっとしたブームでもあります。
*
既存の不動産業者からは、そういった発想はなかなか出ず、異業種で働いていた若い人たちが関(かか)わっていることが少なくありません。
既存の不動産業のルートを全然使わずに、インターネットで客付けを完結させてしまうので、表立って目立つことがないのです。
*
例えばシェアハウスを運営する場合、インターネットで直に入居者を募集するわけですが、宅地建物取引業の資格は必要ありません。
つまり不動産屋の仕事ではないのです。
Airbnbだって当然宅建資格はいりません。
既存の不動産業の外側で“どんどん”新しい動きが始まっているのです。
古い不動産業に囚われた、堅い頭のままではこれからの時代に即応できないと思うのです。