不労所得と「働き」革命

本業を一生懸命頑張るのは当然なのですが、それだけではなかなか財が形成できません。
やはり不労所得というのがどうしても必要なのです。
不労所得というのは、汗水かかないで得る所得でもあるのですが、不労所得の元を作ろうと思うと、相当汗水をかかなければならないというのも事実です。

私も長い間、長時間働くのが善だと信じて頑張ってきました。
が、それだけでは真の意味で豊かな人生にはなりにくいということにも気がつきました。
懸命に働いても、いつまでたっても経済的にも時間的にも自由にならないケースが多いのです。

会社の社長といえども、仕事の奴隷のような毎日に陥(おちい)り「キャッシュ・リッチ」や「時間リッチ」や「人脈リッチ」から程遠い生活になってしまうことが少なくありません。
忙しいばかりで“ちっとも”儲からず、クレームやトラブルばかりと格闘し、財産形成もできなのでは、あまりにも虚(むな)しすぎるではありませんか。

不動産投資の魅力は、毎月一定の家賃が入って来ることだと思います。
人はいつまでも若くないし、いつまでも抜群の能力を発揮し続けるわけでもありません。
だから不労所得をバカにしてはいけないのです。
若いときからコツコツと「不労所得の元」を作っていくべきです。

趣味一つとっても、若い頃からポツポツと始めておかないと、定年になってから始めても決して高度なレベルには到達しません(従って奥の深い醍醐味がわからない)。
不労所得だって同じこと。
定年になってから不動産投資しようと思ったって、失敗する確率の方が高いに決まっています。

株式投資は私自身、力を入れ始めたのがここ2,3年の話であって、あまり偉そうなことを書く資格はありません。
しかしその乏しい経験からでもハッキリ言えるのは「勉強量と成功(儲け)とは正比例すること」。
少なくとも失敗の確率はグンと下がります。

従ってもっと本気で勉強したいと思うのです。
自分自身がやっているデスクワークを見直し、スタッフに任せられるものは任し、カットできるものはカットしようと思うのです。
デスクワークは“ついつい”面白いものだから没頭してしまうのですが、中小企業はトップが先頭切って儲ける動きをしないとどうしようもないのも真実。
少し間違った時間の使い方をしていたのかもしれません。