本気の本気

何かを成し遂げようと思ったら、ある程度ストイックな気持ちを持っていないと上手くいかないのです。
まずは時間が足りません。
私の場合、何かを成し遂げるというより、やりたいことがいっぱいあり過ぎて「時間足りない症候群」に陥(おちい)っています。

かつてはバキバキの朝型生活だったのですが(午前3時に目覚ましをかけていました)、夜に読書タイムを取ってからは、普通の生活をしています。
また朝の時間に、ブログの修正や、ウェブレッスンの復習や、ビートとの散歩や、朝食や、掃除で、4時間半から5時間ぐらい取られます。
朝の5時に会社に出勤していたこともあるのに、今はそんなことは夢のまた夢。

今年は、午前10時半から12時半までの2時間に株式投資の研究をしたいと思っているのですが、さてどうなることやら…。
でも昨年までと同じように、午前中をデスクワークで消費してしまうなら、次への展望が開けないのです。
ここは一つ「本気の本気」でやらなければなりません。

既存の事業や業務に何かをプラスしていくという考え方ではなく、カットすることが問われています。
選択と集中」で「自社の限られた経営資源を、いかに得意分野に集中させるか」なのです。
「やめることを決める」ということでもあります。
色んなことに手を出すよりも、一極集中(一極でなくても2事業ぐらいまでならいいかもしれませんが)の方が、シンプルだし、分かりやすいし、早い話が儲かると思うのです。

既存の事業を手放すのは「勇気」。
勇気を持って進んで行かなければアカンのであります。
中小企業の場合、社長が変化の先頭に立つべきだし、仮に営業であるならば、トップセールスしかあり得ないとも思うのです。

新しい体制にしようとした時、一番の課題は「人」の問題でしょう。
人数自体が過剰な場合もあるし、過去にしがみつく社員が「抵抗勢力」になる可能性もあります。
これらのネガティブな意識を打ち消すには、やはり業績を積んで皆に納得してもらうしかありません。
やっぱり「本気の本気」でやるしかないのです。