伊勢神宮参拝

パワースポットがブームですが、日本最高のパワースポットは伊勢神宮に決まっています。
天照大神(アマテラスおおみかみ)をあれだけ崇拝していた、黒住教の教祖の黒住宗忠でも、生涯に4度か5度しか伊勢神宮に参拝できていません。
それに比べれば私など、毎月行けているのですから感謝に耐えません。
関西在住の有難さを改めて感じます。

平成25年(2013年)10月2日に内宮での式年遷宮があり、その時以降、毎月神宮に足を運んでいます。
もう25回ほど連続で参拝しているのですが、やはり中には雨の日や風の日もあります。
台風のど真ん中の日に当たったこともあり、この時はさすがに全身ずぶぬれになりました。

1泊2日でお参りしているので、初日の午後と、2日目の早朝の両方に参拝します。
初日が雨だと、次の日は見違えるような晴天になることが多く、「何と清々(すがすが)しい雰囲気なんだろう」と感動することも少なくないのです。

前の参拝から次の参拝までの1か月間、やっぱり何かしら気持ちや生活にデコボコがあり、神宮へ行くと、そのデコボコが修正されるのです。
神宮に訪れると、最初の鳥居をくぐった時点から、邪悪なものが洗い清められ、心が癒(いや)される実感があります。

伊勢神宮は125もの社(やしろ)の集合体の総称でもあるのですが、私は外宮で5か所、内宮で6か所のお社を「二礼、二拍手、一礼」の作法でもって回っていきます。
1回に要する時間は外宮から内宮への移動時間も入れて約2時間半。
これを初日と2日目の2回繰り返すわけです。

クルマで向かう時間が3時間以上かかるので(よく休憩するので)、あまり余計なことをしている時間がなく、結構忙しいのです。
カバンのようなものを持っていると参拝しにくく、できるだけ手ぶらで鳥居をくぐります。

今までお賽銭は、それぞれのお社に500玉で入れていたのですが、先日、賽銭用の小銭入れをを忘れ、仕方がないので千円札を入れていきました。
千円札だと500円玉を持ち歩くよりもかなりポケットが軽くなり、随分行動しやすいことに気がつきました。

また、お賽銭の100倍から1,000倍ほどの見返りが神さまから後(のち)ほど戴けるというのも、私は経験則として知っているので、次回からは千円札をお入れしていこうと思います。
神様への感謝の気持ちをケチってはいけないとの思いもあります。

宿泊するホテルもずっと同じで、ホテルの従業員の人たちから名前と顔を覚えられるようになりました。
私が予約すると、デスクがある毎回同じ号室の部屋が確保されます。
このパターンを、少なくとも次の式年遷宮(18年後)まで続けたいと考えています。