いい参拝

毎月、伊勢神宮に参拝しているのですが、時々極めて「いい参拝」が出来る時があります。
何が良いのかは言葉では言い表せないのですが、そんな時は一種の達成感と感謝の気持ちでいっぱいになります。

伊勢神宮に毎月訪問するようになったのは、ある方の影響なのですが、その人は出雲大社にも大神(おおみわ)神社にも毎月お参りに行っているそうです。
私も早くそんな余裕を持てるようになりたいと願っています。

伊勢神宮では天照大神(アマテラスおおみかみ)をお祭りしている内宮が一番有名ですが、実は125の神社の総称を「伊勢神宮」、もしくは単に「神宮」と呼んでいます。
125社にはそれぞれの神様がお祭りされており、私は毎回「外宮(げくう)」から「内宮(ないくう)」へと参拝して回っているのですが、内宮と外宮の神さまだけでも「天照大神(アマテラスおおみかみ)」や「豊受大御神(トヨウケノおおみかみ)」を始め、「級長津彦命(しなつひこのみこと)」や「級長戸辺命(しなとべのみこと)」といった風(かぜ)の神さまや、絶世の美女と言われた「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」などがおられるのです。

天照大神のご両親であるイザナギイザナミの命(みこと)や、兄弟である月読みの命も別宮としてお祭りされています。
月読命ツクヨミのみこと)を私はずっと男の神様だと思っていたのですが、どうも女性の神様のようなのです。
西洋ではアルテミスという月の神様がおられるのですが、どうも月読命と同じ生命体(エネルギー体)、つまり同一人物のようなのです。

イザナギイザナミが生んだ子供たちの中でも三貴神といって特別に優れた神々が、天照大神月読命、そして素戔嗚尊スサノオのみこと)なのですが、スサノオは乱暴な行為により天上界を追われただけに、さすがに伊勢神宮にはお祭りされていません。

また塩土老翁神(しおつちおじのかみ)も神宮にはおられないし、武甕槌神タケミカヅチノカミ)や経津主神(フツヌシノカミ)といった軍神も神宮には祭られていません。
それらの神様は、それぞれ塩釜神社鹿島神社香取神社におられます。

日本の有名な神社をポツリポツリと回っていくのが今後の私の夢でもあります。
「神社仏閣」ではなく、あくまで「神社」だけです。
なぜなら私が帰依するのは仏教ではなく、神道だからです。