天からのプレゼント

掃除は人間として生きていくうえでの「基本の基本」であることは間違いがないようです。
掃除が出来ていない家庭や会社には福の神がやって来ません。
福の神や、災難から守ってくださる神さまをお呼びするには、それにふさわしい空間にしておかなければならないわけです。

幸せになりたかったり、いい人間関係を築きたかったり、お金持ちになりたかったりするためにも、掃除に力を入れるべきなのです。
目に見えないところまでキレイにしてしまうと「氣」が通るのが分かります。
「氣」は空間をエネルギーの場に変えるだけでなく、そこに集う人たちまでイキイキとさせます。

いきなり大掃除しようと思っても大変ですが「大きな仕事は小分けにする」の原則通り、まずは出来るところから5分間だけ始めてみるのがいいかもしれません。
小さなスペースであってもキレイになると、そのまわりの汚さが目に入ってきて、どうしてもそこも掃除したくなるものです。

鍵山秀三郎先生は掃除一つで、自分が創業した会社を東証一部上場まで持っていかれた方ですが、その掃除は単に会社の中だけにとどまらず、まわりの道路や公園にまで及びます。
自宅や会社以外のところまでキレイにしていくと、思わぬところから幸運が飛び込んでくることがあります。

私もビートとの朝の散歩の時、目立ったゴミを拾って歩きます。
武庫川の河川敷のゴミを10年以上拾ってきたのですが、最近は私以外にもゴミを拾う人が4,5人出てきて、以前と比べると極めてキレイになってきました。

ゴミを1つ拾うと、どうも天に1ポイント加点されるようで、そのポイントがたまると天からプレゼントが与えられる仕組みになっているようです。
どんな商品が与えられるかというと、私の場合、一番大きなものは「ビル1棟」でした。
これは冗談ではなく、私と一緒にゴミを拾っていた人も同じころにマンションが天からプレゼントされました。

「ビル1棟」に対し原価は、ゴミ袋数千枚程度です。
粗利益率99.99%ぐらいのボロ儲けであります。
ただし時間はかなり使っております。
見返りを求めない善行は、驚くことに天から見返りが来るシステムになっているようなのです。