「なりたい自分」や「手に入れたいモノ」を紙に書いていつも眺めている人がいて、その人は自分が創業した会社を上場させてしまいました。
上場してしばらくは社長として経営していたのですが、今度はその会社を売却し(すなわち株を第三者に売却)、会社経営から身を引き、今は経営コンサルタントとして活躍しています。
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夢や目標を紙に書いてしまうと、実現する確率が圧倒的に高くなることは知っていたのですが、その紙を肌身離さず持ち歩き、常に見るということはしていませんでした。
私の場合、毎日必ず見るのがスケジュールノート(手帳)。
つまり、そこに書いてしまうのが一番いいわけです。
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いま私が使っている「5年手帳」は2018年まであるので、2018年12月31日の自分の財産や、読書や語学の達成レベルを、その日のスペースに書いてしまいました。
そしてその目標を小分けにして、各年の最後の日にそれを書くわけです。
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目標と夢との違いは、目標にはちょっと義務感的なニュアンスが伴うのですが、夢はワクワク感のみ。
目標を設定したら、その実現のための方法を考えなければいけませんが、夢の場合はその手段は潜在意識にお任せでいいようです。
むしろどんな方法で夢が実現するのかワクワク・ドキドキしながら待つのも楽しみの一つです。
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努力なしで実現できてしまう「夢」の方が「目標」よりもいいような気もしますが、逆に言えば、夢の場合はその努力過程を楽しむことが出来ません。
人生の喜びは目標達成までの過程を楽しんでしまうことだと気がついたことがあります。
夢と目標とが一致して、自分も潜在意識も同じ方向に向かって進んでいくのがいいわけです。
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目標だと「自分が何とかしなければいけない」という意識がありますが、夢の場合は潜在意識が実現させてくれるので、虫のいいことを考えてワクワクするだけでいいのです。
例えば、私の語学の目標は英語、ドイツ語、フランス語、中国語をマスターするというものですが、これは99%私の努力にかかっています。
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しかし金融資産○○億円といった夢は、私の努力だけでは実現不可能です。
だからこれは潜在意識に任せてしまうことにしました。
どういう奇想天外な方法で、この夢を実現させてくれるのかをとても楽しみにして待っております。