海外からの不動産投資

海外不動産を日本人が購入するという動きは、今や一種のブームのようになっています。
また逆に海外の富裕層が日本の不動産を買うという動きにも顕著なものがあります。
東京で「超・億ション」を販売したところ、3分の1を日本人以外の人たちが購入したという話も珍しくなくなってきました。

海外の投資家が日本の不動産を買うといった場合、まず東京の不動産を検討するはずです。
私が海外の友人に相談されたなら、やはり東京を強く薦めると思うのです。
東京の不動産は地方の人間から見ると、相当高いように感じますが、シンガポールや香港と比べるならば、随分と割安なのです。
東京の都市としての魅力が、シンガポールや香港に劣るとは決して思えません。

日本の不動産を購入し、登記さえしてしまえば、誰からも権利を侵害されることはありません。
法制度が整っているという意味でも、日本への不動産投資はストレスが少ないのです。
しかも東京だといつでも売ってキャッシュにできます。

株の場合でも、一部上場企業の株はいつでも売買できますが、ジャスダックマザーズになると商いが少なくて値がつかない場合があります。
不動産でも同じで、東京だと市場が大きいので、売りたい時に売れないということはまずないはずです。
これが地方だと、いくら値を下げても買い手がつかないというケースが少なくありません。
要は市場の大きさの違いがモロに影響してくるというわけです。

私は世界各地を旅していますが、やはりオリンピック開催都市は魅力があるのです。
人間でいえば、単に仕事ができたり、資産があったりするだけでない、何とも言えない「色気」があるのです。
東京は2020年にオリンピックが開催されます(しかも2回目)。
前回の東京オリンピックでは、インフラも整備され、新幹線もでき、東京は大躍進しました。
今回はハード・ソフトともに大いに付加価値をつけ、オシャレに大変身しそうな気がしてなりません。