ホーチミン市内観光 その3

バンコクシンガポールでは「見るべきところ」が満載です。
半日観光していても飽きることがありません。
しかしながらその他の東南アジアの都市には、一流の観光資源は少ないように思います。

ヨーロッパの街だと歩いていても情緒があって、とても楽しいことが多いのですが、アジアの都市は排気ガスと喧噪とで、ちっとも楽しくないのです。
ホーチミンも例外ではありませんでした。
一段と経済が発展することは言うまでもないと思うのですが、中国のように環境破壊の方向へだけは行かないでほしいと願っています。

私はベトナムに好意を持っているのですが、ホーチミンに住みたいとも思わないし、不動産投資をしたいとも思いません。
こんなゴチャゴチャした所は御免です。
が、ベトナムは今でも人口が9千万人もいて、その潜在力はスゴイものがあります。
経済の仕組みを少し変えたら、グンと伸びる可能性があるのは間違いありません。

ホーチミンの半日観光で訪れたのは、元大統領官邸と軍事博物館と植民地時代のフランスの建物と漆工場とお寺と大きな市場。
官邸と市場が一番面白かったように思います。
ほかはイマイチの印象です。

英語ガイドを雇ったのですが、ガイドの英語に集中していると周りがあまり見えなくなってしまうのと、ガイドに遠慮してカメラをユックリと色々な角度から撮ることがしにくいという弊害があります。
が、当然のことながら英語の勉強にはなりました。
ベトナム人ガイドの英語の上手さに触発されて、語学へのモチベーションがグンとアップしたのは大きな収穫でありました。

仮に今後もガイドを雇うことがあるとしても、日本語ではなく、英語ガイドを雇おうと思います。
英語ガイドなら、世界のどの国に行ってもいるはずです。
もう少しドイツ語が上達したら、ヨーロッパなどではドイツ語ガイドを頼んでもいいかもしれません。

ホーチミンに地下鉄を造る工事が始まっています。
受注したのはシーメンス
日本の企業ではなく、ちょっと残念です。
ベトナムにはシンガポールや韓国や台湾や香港の企業が多数入ってきているとのこと。
むろん日本もトップ5には入っています。

ホーチミンの「タオ」のお寺にも行ったのですが、全体的に清潔感がなく、今後も自分一人ではあまり行く気になりません。
日本には仏教のお寺は至る所にありますが、道教のお寺は見たことがありません。
これもちょっと不思議です。