「時間足らない」は仕方ない

何かを得るために何かを失うのは仕方がないのかもしれません。
夢を実現させるためには、ほかのことを犠牲にする覚悟は必要です。
私も夢はいっぱいあるので、余計なことをしている暇がありません。

「時間足らない病」にかかっているのですが「一病息災」というではないですか。
むしろ時間がないくらいの方が、工夫して良い仕事ができるようにも思うのです。
そんなにストイックに大層に考えているわけではありませんが、やはり「やるべき」ではないことはあるのです。
個人の生活だって「選択と集中」が必要なのです。

自分が「人生の本筋」だと思っていることにこそ時間を投入すべきであって、それ以外の「時間食い」のことからは、極力距離を置くべきだと考えています。
例えばゴルフ。
ゴルフは健康にもいいし、社交も広がります。
しかしながら本を書く人でゴルフをやっている人は、私が知っている限り1人しかいません(ゴルフの本を書く人は当然別ですよ)。

長谷川慶太郎さんが以前『麻雀、カラオケ、ゴルフはおやめなさい』という本を出されていますが、それらの3つに共通するのは時間を食うこと。
ただしサラリーマンであれば、この3つのうち2つぐらいはこなさないとお付き合いに支障をきたすのではないかもしれません。
幸い私は自営業及び自由業に近い会社経営者。
これらのことをしなくてもすむのです。

「あれもこれも」しなければいけないとパニックになりそうな時期がありましたが、自分がしなければいけないことは「読書、語学、コインパーキング」だけだということに気づいてからは、随分と気が楽になり、これらに集中できるようになりました。
実際これらは「やらなければいけないこと」というより、心底「やりたいこと」ばかりなのです。

本をたくさん読めば、今まで見えてこなかったものが見えてきます。
また語学なんていくつからでも上達できるのだということを自分自身で証明したいとも思っています。
「コインパーキング」はちょっと象徴的に挙げているだけなのですが、要は経済的にとても大切な不労所得についての研究です。
あとは健康。

すべて「デグチ・メソッド」につながっていきます。
人生の後半戦は、人々を幸せ繁栄に導くデグチ・メソッドの開発に集中していこうと思っています。
「万年時間足らない病」であるのは、もう仕方ないのです。