「不動産」と「株」と「自分」への投資

東京はニューヨークやパリなどと並ぶ有名一流都市であり、またアジアの経済拠点都市として香港やシンガポールと競合しています。
要は日本の他の都市からは図抜けている存在です。
従って投資先としては一流。

地方中核都市とは、仙台や名古屋や福岡のことです。
仙台はいま日本で一番景気がいいし、名古屋はトヨタしだい(だから今はいい)、そして福岡はアジアへの窓口としての顔を持っています。
しかしながら普通の地方都市の地価は、概ね「下がりっぱなし」といったところです。

アパートのオーナーは大きく分けて「地主系」と「投資家系」に分かれます。投資家系オーナーの特徴は勉強熱心なこと。
インカムゲインを目指すのが「投資」であって、キャピタルゲイン狙いは「投機」です。
不動産でも株でも、長い時間をかけてジックリと、自分が気に入った(相性のいい)物件や銘柄に投資していくのが王道だと思うのです。

つまり早く自分と相性がいいモノを見つける必要があるというわけです。
相性の良さがそのまま自分の得意分野へとつながっていくはずです。
これは別に投資に限らず、仕事全般に言えることだと思います。
仕事が面白くないのは、自分の得意技や得意分野を持っていないことに尽きるのではないでしょうか。

株でも儲ける人は自分の得意分野を持っています。
必勝パターンという得意技を持っている人もいます。
私自身は短期で買ったり売ったりすることは苦手で、預金代わりにコツコツと株を買い増しするやり方が性に合っています。
ほかに本業を持った個人の場合は、5銘柄の保有が精いっぱいで、それ以上持つと管理しきれないのではないかと思います。

私の場合は、投資は不動産と株に限定。
収益不動産は会社から歩いていける範囲に限定。
コインパーキング用地は、現在の集金ルート内に沿った範囲に限定。
株はインカムゲインがメインで、コツコツと毎月一定金額を購入(時間を味方にする方法です)。

不労所得は「額に汗して」でも築くべきもので、それをバカにするのは自分の体力や能力への一種の驕りであり、過信であると思うのです。
また不動産や株への投資も必要ですが「自分への投資」はもっと大事なことに違いありません。