トップスピードでの読書

このところ、ライフスタイルが微妙に変化してきました。
今までは朝3時に目覚ましをかけ、それを基軸に1日の生活が動いていたのですが、夜の読書タイムを少し増やし始めたのです。
1時間ほど寝るのが遅くなると、朝3時起きは難しくなります。
今はどうしているかというと、全く目覚ましをかけていないのです。

それでも頃合いに起き出し、今の季節だと外が明るくなってから起きるということもなく、5時ぐらいまでには必ず目を覚まします。
今までは「朝の儀式」がたっぷり詰まっていたのですが、状況に合わせて適当にカットしていっています。

用事や会合があって夜に出かける時があるので、そんな時は本が1冊も読めません。
いい仲間と美味しい食事が出来る時は全く悔いはないのですが、そうでもない詰まらない会合などには極力顔を出さないようにしています。
ちょっと気をつけるだけで、もったいない時間の使い方が随分減ってきました。

それでも月に5日間ぐらいは本が読めない日があるのですが、そうすると本が読めるのが25日。
月に100冊読もうと思えば、1日4冊という計算になります。
ところが最近は毎日の読書の時間を少し伸ばしたので、1日平均6冊が読めるようになってきたのです。

6冊読むと、さすがに充実感で気持ちがいいのです。
朝3時に起きて儀式をこなしていくよりも達成感があります。
本を読み始めると、段々とスピードが乗ってきて、5冊目、6冊目になるとトップスピードで読んでいけます。
それ以上読もうと思うと日付が変わってしまうので、生活のリズムが崩れることを怖れ、今は自制してストップしています。

本を1冊読むごとに自分なりの評価付けを行っています。
最高は「AAA」なのですが、これは魂まで揺さぶられた本で、500冊に1冊ぐらいの割合です。
「AA」でも相当良い本で、自信を持っておススメできます。

あとは「A」、「BB」、「B」、「C」と続きます。
ただし自分のその時の体調や著者との相性などで、多少評価が変わってくることがあるので、低評価した著者には申し訳なく思っています。
自分がおカネを出してわざわざ買う本なので、「C」の本はさすがに滅多になく、1万冊を超える本の中で2冊ぐらいではなかったかと思います。