5銘柄に絞る作業

インカムゲイン株式投資を目指す時「有利子負債が実質ゼロ」や「配当利回りの高い」会社を選ぶことが大切だと思います。
長期保有が原則なので、そのほかに意外に重要なのが「自分が応援したい会社」であること。
自分が嫌いな会社の株を長期間持っているのは、精神衛生上よくありません。

好き嫌いは当然あるとして、自分にとって相性のいい会社・悪い会社というのはゼッタイあります。
相性がいい会社を見つけるというのは、かなり重要度の高い項目ではないかと思うのです。
職業でも相性があり、相性を無視して頑張るのは、なかなか難しいと思うのです。

本業で忙しい個人投資家にとって、銘柄をいくつも所有するのはよくありません。
目が届かなくなるからです。
竹田和平さんのような方は、資産も能力も時間もおありなので、数十の会社の大株主になるのも可能なのですが、ふつうは5つぐらいの銘柄で抑えるべきではないでしょうか。

私自身の経験でも、あまりたくさんの銘柄を所有していると意識が集中できないのです。
また株に関するたくさんの本を読んできましたが、やはり5銘柄というのがおススメのようです。
4,300ぐらいある上場企業の中から5銘柄に絞るわけですから、よほど勉強しないと選べないというのも当然なのです。

私の理想の「株式投資の姿」は、あくまでも本業に打ち込み、余裕の資金でもって、絞った5銘柄の株数を時間をかけて増やしていくというものです。
そうするといよいよ5銘柄の絞り込みが大切になってきます。

会社四季報」で「有利子負債ゼロ」で「配当利回りの高い」会社を選ぶと120社が残りました。
そこから自分が知っている会社になるとグンと数が減り、「応援したい会社」になると、もっと絞られます。
選んだ会社の大株主の欄に竹田和平さんの名前が出てくることも少なくなく、そういう時は自分の選択の仕方が間違ってなかったと、ちょっと自信になったりもしました。