カゼとの戦い 最終戦

カゼとの攻防戦はほぼ収束に向かっています。
が、2日続けてビートとの散歩を取りやめるなど、久々に厳(きび)しい戦いでありました。

最初にノドが痛くなった時点で、いつもにない危機感を持ったのですが、カゼの各症状はそのままけっこう行くところまで行きました。
一番酷(ひど)い時がちょうど会社の休みに当たっていたので、そういう意味では気持ち的に楽でした。

喉が痛くなり、そのあとすぐに鼻水が出だし、もうそこで終わるのかなと思っていたら、咳が出て、体が動かなくなりました。
食欲もなくなり、なぜか胃痛が止まらなくなり、これがキツかったですね。
丸2日間は少なくとも家を一歩も出ておらず、またその内1日は「寝込む」という状態に近かったと思います。

とにかく風邪の症状が七変化するので、それについていくのが大変でした。
不思議なことに軽いギックリ腰にもなり、自宅の神棚に向かって「2礼2拍手1礼」をする時に全然腰が曲がりません。

机に向かって作業をしたりする気力はなかったのですが、頭は冴えていたので、枕元にスタンドを置いて本を読みました。
何だかんだと言いながら10冊ぐらいは読めたように思います。

今回の病でいくつかのことを学びました。
体というのは一度バランスを崩すと、とことんガタガタになるということ。
「カゼ」と「胃痛」と「ギックリ腰」なんて、本来はあまり密接に関係のあるものではないと思うのですが、とにかく自分の体の弱いところから症状が出てくるのですね。

またふだん健康が当たり前のようにして過ごしているわけですが、当たり前のことが当たり前に出来るということが、どれほど有難いことかを、改めて感じました。
せっかく神道的生活にご縁をいただいたことだし、よりいっそう感謝して毎日を過ごしたいと思いました。

今回の「体ガタガタ」の原因はいくつか考えられるのですが、一番大きな要因は2週続けて旅に出たということ。
社員旅行に行ったあとの次の週に伊勢神宮に向かいました。
私の体力から言えば、これは無謀なプランだったのです。
来年は2週続けての計画など最初からしないようにしようと思います。
ムリしてスケジュールをこなしていっても、病気になったら何にもならないわけですから。