「お気に入り」を深めていく

「KKDW」という不動産業界の会があります。
先日までKKDと言っていたのですが、先日Wが増えて「KKDW」。
西宮のK大学と、東京のK大学、京都にあるD大学、そしてやはり東京のW大学の頭文字を取っています。
不動産業とその関連業界に従事する人たちの集まりです。

KKDと名乗っていた間は、「勘」と「経験」と「度胸」ということで、不動産業らしかったのですが、Wが加わり、ちょっと見ただけでは意味不明の名前となりました。
しかしながらW大学の参加は大歓迎です。
不動産店のオーナーも沢山いるのですが、大手不動産会社に勤めている人が多いのも、この会の特徴です。

こういった会に参加すると、私は今までは若手もしくは中堅といった立場だったのですが、いつのまにか長老の部類に入るようになってきました。
いつまでも心と体を若く保ち、煙たがられないようにしたいと思っています。

きらりと光る優秀な人たちも少なからずいて、そういった人たちを食事に誘って話を聞いて勉強しようと思っています。
仕事が出来て性格もいい人たちと接すると、とても刺激になります。
今までの経験では40歳代の人とたちと話すのが一番刺激になりました。
20歳代では若すぎて、また30歳代では少しギラギラしすぎて、こちらのプラスになりにくい気もします(自分の損得ばかり考えてすみません)。

誰と付き合うかは大袈裟でなく、人生を決める一大事なのです。
運の悪い人や、やる気のない人や、性根(しょうね)の良くない人とは、決して付き合うべきではありません。
これは60年生きてきた私の経験則でもあります。

その人を見ているだけで、こちらのモチベーションまで上がる人がいます。
社外にも社内にもいます。
少しでもそういう人に近づいていくべきなのです。
逆に自分が他の人にとってそういう人物であるべきだと思うようにもなりました。

今まで自分を救い上げて下さった矢内正一先生や光武福見会長や鍵山秀三郎先生などのメンターには、いくら感謝しても感謝し切れません。
その足りない分を、微力ながら自分よりも若い人たちに還元していくべきだとも思っています。
これからは自分が気に入った仕事しかしないと決めているのですが、お付き合いする相手も気に入った人に絞ってみようと思うのです。