ウェブレッスンで気づいたこと

ウェブレッスンで気づいたことは「手を使えば、言葉がスムーズに出る」ということです。
外人がよくやるように、ちょっと大げさぐらいに手を振って話をすれば、実に楽に言葉が口から出てくるのです。
文書を暗記する時も、手でリズムを取りながらやっていると、頭だけで覚えようとする時よりも50%ぐらい能力がアップするような気がします。
脳の中の「言語の分野」と「手」とはつながっているに違いありません。

日本語でも「手の活用」は大事かもしれず、人前で話をする時など、もっと手を使ってみようと思います。
言葉に詰まったり、人前で話す時に上がったりした時も、手を使ってみることを試してみようと思います。
積極的な言葉や、人を励ます時の言葉なども、手を使って話をするとパワーが倍増するのではないかと、今これを書いていて気がつきました。

自慢ではなく(といって自慢しているのですが)、私は外国語の発音がけっこう得意なのです。
以前中国人の人から「出口さんは広東の人たちより、ずっと発音が上手です」と訳の分からない誉め言葉をいただいたぐらいです。
英語もドイツ語も発音は上手い方だと思うのですが、アカンのは関西弁に染まった日本語ぐらいではないかと思います。

由紀さおりさんのCDの中にフランス語の歌が入っていました。
これが実に上手く、多分完璧にフランス語を歌っているのではないかと感じました。
以前、美空ひばりが英語の歌を歌っているのを聞いたことがあるのですが、これが極めて秀逸で、聞き惚れた記憶があります。

これらの歌はすべて「耳」でつかみ、そのまま口に出して歌っているのだと思います。
一流のプロの歌手は、耳が抜群に優れているに違いありません。
外国語の発音のコツは、要は「聞いたそのまま」を真似てみるということに尽きるのではないでしょうか。

ウェブレッスンではカメラで自分の顔を映し、それが先生のほうにも、自分のパソコンにも出てきます。
ふだん自分の顔を見る機会は極めて少ないので、最初は授業そっちのけで、どうしたら「顔映り」が良くなるばかり気になっていました。
私は授業に真剣になり出すと、途端に怖い顔になるのです。
もう少し柔らかい顔にならないものかと思うのですが、頭を酷使している時は、顔にまで神経が行き届かないようなのです。
せっかく外国語を学ぶのだから、ハイテンションで、できるだけ楽しそうにやっていこうと思っています。