健康のことアレコレ

昔はスポーツの練習の途中で水を飲んではいけないと言われていました。
今は水分は大いに補給すべしという考えになっているようです。
これなど真逆で、こんな大事な基本的なことを180度転換していいのかなと思うほどです。

毎週1回自転車で3時間ほど走り回る仕事があります。
このときに途中、水か茶を飲んでしまうと、せっかく調子よかった体調が崩れることがあるのです。
「『練習の間、水を飲んではいけない』というのは、このことだったのだな」と今頃になって納得できました。
ましてやジュースなどの甘いモノを飲んでしまうと、後味の悪さが口の中に残ってしまい、水分を再度補給したくなって具合が悪いのです。

「水分を補充しないと脱水症になる」という強迫観念があります。
しかしながらイスラム教ではラマダンという宗教儀式があり、この期間は太陽が出ている間は飲み食いできないと聞きます。
それで人が死んだかと言えば、そんなことはないわけです。
自分の体が欲して水を飲みたいのならいいのですが、ムリに水分を補給することはないのではないかと思うのです。

口が美味しいと思うものと、体にいいものとは多少ズレがあるように思います。
この辺はよく気をつけなければいけない点で、例えばワインなど、美味しいからと言ってグビグビ飲んでいると、いっぺんに2日酔いになってしまいます(少なくとも私の場合)。
甘いものもそうで、美味しいからといって、たくさん食べると体によくないのは言うまでもありません。

若い頃は食べることに対する制御が出来なかったのが、最近は出来るようになりました。
一つは「年齢」のせい、もう一つは「心の向上」のためです。
お昼を抜くようになって2年近くなるのですが、その間昼食を取ったのが3回。
3回とも昼食を取ったことにより、そのあと調子が悪くなりました。
お昼になっても、慣れでお腹が空かなくなったといえば、そんなことはなく、やはり空くのです。
ヨーグルトを食べたりして、空腹を適当にごまかしています。

1日2食しか食べていないのに、ちょっと油断すると体重が増え傾向になります。
「体重が増える」イコール「お腹が出る」なので、すぐに分かります。
先日、泊りがけの勉強会に参加したのですが、まわりを見ていると、朝シッカリ食べ、お昼も当然食べ、夜は御馳走を食べ、飲みに行ったあとラーメンを食べていました。
私も昔は同じようなことをしていたのですが、これで体重が増えない方が不思議です。