私が学生の頃は、運動中に水を飲んではいけないと言われてきたのですが、最近は脱水症状を起こさないためにも、水分補給が勧められています。
これなど真逆の指導で、こんなに180度違っていいのかと思うぐらいです。
週に1度、自転車で3時間ほど移動していく仕事があるのですが、この時は途中で水分を取らないほうが調子がいいことを発見しました。
ジュースなどの甘いモノを飲むと、後味が悪くスッキリしないことは分かっていたのですが、ミネラルウォーターでさえも飲まないほうがいいようなのです。
要は水分の補給は、「単に口が欲しがっているのか」なのか、それとも「体が真に欲しがっているのか」なのかを見極めなければならないと思うのです。
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人の体はそれぞれ違うので、自分に合った健康法を見つけ出すしか方法はないように思います。
食事の回数なども、書いている本によってムチャクチャで、朝は抜いたほうがいいと説いている本もあるし、3度の食事はキチンと取らねばならないと書いている本もあります。
しかもそれぞれ信念を持って力説しているので、読むほうとしてはたまったものじゃありません。
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私は1日2食で、お昼を抜いています。
私にとってはこれが正解。
子どもの頃から胃腸の弱さがネックだったのが、1日2食にしてから劇的に良くなりました。
お昼抜きの1日2食がいいと思うもう一つの理由は、天照大神(あまてらすおおみかみ)もそのようになさっているからです。
伊勢神宮では千数百年に亘(わた)って「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)」という儀式が毎日行われています。
要は天照大神に朝食と夕食を捧げる儀式なのですが、昼食はないのです。
日本の一番偉い神さまでも昼食をお召し上がりにならないわけですから、私も昼食を取らなくていいという理屈が成り立ちます。
それに日本人がお昼を食べ出したのは、江戸時代になってかららしいのです。
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医者は「病気」の専門家ではあると思うのですが、けっして「健康」の専門家ではありません。
自分に合った健康法は自分で見つけ出すべきなのです。
病気になる前には、必ずその兆候があります。
兆候の時点でケアしておけば、病気にまで進まないはずなのです。
私がキツイ風邪をひくときは、必ずノドが痛くなります。
ならばその時点でウガイを徹底的にしたり、ノドの薬を用いたりして治してしまえば、それ以上カゼは進まないことを体験しています。
またたいていのカゼは、お風呂にジックリ入り、汗さえ流せば治ってしまうことも、今は経験上わかっているのです。