ルンルン休日

私が不動産仲介業を始めたのは30年前ほど前ですが、その頃から既に、業界は水曜日が定休日となっていました。
以降、ずっと水曜が休みというパターンで過ごしてきました。
平日を定休日にすると、観光地に遊びに行く時など、全然混んでいないというメリットがあります。
またデメリットは、子供たちと一緒に十分遊べなかったということです。
上の娘とは遊んだ記憶は多少あるのですが、下の息子とはほとんど遊んだ記憶がありません。
これが今でも心の傷として残っています。

バブルが崩壊した後は、会社を年中無休にしました。
社員は休みますが、私自身は休むことなく働きました。
バブル崩壊後の苦境は今思い出しても“おぞましい”のですが、働いている間は気がまぎれ、苦しさから逃れられたのかもしれません。
当時「ラジオ英会話」を毎日聞いていたのですが、日曜日は番組がありませんでした。
日曜だけいつもより、少し長く寝ておられるという、実にささやかな楽しみがあったことを、今これを書いていて思い出しました。
火曜・水曜の連休なんて、昔に比べると天国のようなものです。

休みとはいえ、ビートとの早朝の散歩があるので、あまり夜更かしはしません。
このおかげで活動のリズムを狂わさずにすんでいます。
変な話ですが、休みの日はすべて勉強と仕事(デスクワーク)に当てます。
休みの日だからといって、自分が納得できない時間の使い方をしては悔しいのです。
先日の火曜・水曜の2連休は1分もムダにせずに過ごそうと意識したのですが、本当にそういう過ごし方が出来て満足しています。

休日があまりに集中できて充実もしているので、事情が許せば週休3日にしたいぐらいです。
会社でも堂々と勉強しようというのが、還暦後の密かな狙いなのですが、さすがにこれはまだ実現できていません。
ただしウェブレッスンは18:30から会社でやっており、ヘッドフォンをつけてパソコンに向かって会話しております。

せっかく還暦になったのだから、いつまでも「今日の仕事」をやっておらず、早く「明日の仕事」に取りかからねばならないと思っています。
いつからそうするのか?
今でしょ!