株式投資 その2

日本の上場会社は全部で4,000社ほどあります。
それらの経営内容を手際よくまとめているのが『四季報』と『会社情報』。
四季報』の大型版を買って、1ページ目からチェックしていきました。
トータルで10時間ぐらいかかり、けっこう大変な作業でもあります。
購入する株を選ぶために、一度は全銘柄に目を通そうと思ったわけですが、毎回こんなことをしていては本業に差し障りが出てきます。
全銘柄をチェックする作業は今回で最後にしたいと思いました。

何をチェックするかと言えば「配当利回り」と「有利子負債」。
定期預金の代わりに株を買おうというのが今回の趣旨なので、配当がなかったり低かったりすると、購入する意味がないわけです。
また株を所有している間に、その企業が倒産しては困るので、借金が極力ない会社(できればゼロの会社)を探してみました。

不動産投資でも株式投資でも、キャピタルゲインではなくインカムゲインを目指すのが投資の王道だと思っています。
従って株だって一度購入したら10年間は所有するつもりなのです。
だから最初にどんな株を買うかを決めることが極めて大切で、一度決めてしまえば後は追加で“ちょこちょこ”と追加していけばいいわけです。

四季報』の本だけでなく、CDの方も合わせて購入したので「スクーリング」という機能も使うことができます。
「スクーリング」とは一定の条件を入れると、その条件に合った会社のリストがズラリと出てくるという便利な機能。
しかしながら最初だけは一度すべての会社をチェックしようと頑張ってみました。
時間と根気が必要な地味な作業で、どちらかいうと「苦行」に近いものがありました。
結果、絞ったのが6銘柄。
いずれも配当利回りが3%以上で、有利子負債がゼロです。
いくら配当が高くてもピンとこない銘柄は取りやめ、自分自身が応援したいと思う会社だけを選んだのであります。