年千冊の読書力 その40

deguchi2013-02-19

自分の憧れていた高校に合格し、その高校は大学までエスカレータだったので「ここらでちょっと本を読もう」と読み始めたのが、わが読書の最初です。
記念すべき第1冊目は、中公新書日露戦争の本でした。
以降途切れることなく、わが「読書人生」は続いています。
とにかく日本でも海外でも、私は本さえ読めればご機嫌なのです。

本を読んできてよかったかと言えば、これはもう言葉に出来ないぐらいよかったわけで、本がなければとても底が浅い人生だったに違いありません。
今は月100冊読破を「ふうふう」言いながら続けているのですが、「月100冊読破」は自分の「売り」の部分なので、少々無理してでも続けていこうと思っています。

昨日もハーバード大学で教えている女性の本を読んだのですが、アメリカの大学で勉強している時は、1日6冊から9冊の本を読んできたと書いてありました。
実のところ、私もそのような生活をしたいものだと思っています。
今はムリでも、そういった願望を潜在意識にインプットすると、多少のタイムラグはあるにせよ、何年かすれば必ずそういった方向に自分の人生が向かっていることに気がつくのです。

「本ばかり読んで一生を終えてしまって後悔しないか?」と聞かれれば「全然後悔しない」と即座に答えることが出来ます。
これからも読書が自分の知的生活の核であることは間違いがありません。
本を読んでおれば簡単に分かることなのに、読まないがために随分と遠回りすることがあります。
本を読めば認識力が高まるのだと思います。

迷路で方向が分からずグルグルと歩き回っている時でも、上からその迷路を眺めて見れば、簡単に出口への通路が分かります。
認識力は解決力でもあるのです。
もちろん体験や経験も認識力を高めてくれます。
しかし本は良きコーチのようなもので、自分一人で試行錯誤している時よりも、何倍もの早さで認識力を鍛えてくれるのです。

本の新聞広告を見ては、ホイホイとインターネットで注文していくので、本がたまるばかりです。
今のように1日平均4冊程度の読書数では読み切れるものではありません。
夜の9時ぐらいから読み始めれば、寝るまでに4冊ぐらいは簡単に読めてしまえると思っていたのに、最近は途中でムチャクチャ眠くなり、それさえ危ういのです。

わが生活革命が必要なのです。
もうすぐ誕生日が来て還暦を迎えるのですが、それを機に自分が描く理想の生活にしたいと思っています。
それがとても楽しみなのです。