いい友人をつくろう!

自分より若くて優秀な人たちとお付き合いすると、ひじょうに刺激になります。
この「優秀な」というのがミソで、優秀でありさえすれば、本当は老若男女を問わないのですが、自分を低くして謙虚であると、これらの人たちから様々なことが学べます。
私はもうすぐ還暦なのですが、気も見かけも若いので、20歳ぐらい下の人たちとも平気で友達になれます。

友人というのも、自分の成長に従ってどんどん変化していきます。
もちろん学生時代からの友人もいるのですが、仕事にあまり熱心でない友人とは、いつの間にか疎遠になっていきます。
いい友と出会うと自分も感化され、いい方向へ伸びていけるのですが、悪い友達とだと共に堕落していくのです。
どんな友人を持つかは、人生においてかなり重要な意味を持つのではないかと思うのです。

逆に言えば、物心ともに自分のレベルを高めておかねば「いい友」は出来ないということでもあります。
波長が合うからこそ友達になるのですが、趣味が同じだと友人になりやすいのは当然です。
「優れた人たちと出会うには、どんな趣味を持てばいいのだろう?」と私など真剣に考えているところです。

私は読書にかなり力を入れているのですが、不思議なことに読書を通した友人はいないのです。
優れた読書家や著者と友人になりたいという渇望を持っています。
友人にはなっていないのですが、以前にかなり本をよく読んでいる人と出会い、本の話で2時間ぐらいあっと言う間に過ぎてしまったことがあります。
私にとっては至福の時間でもありました。

海外旅行の友人も今のところ、ほとんどいません。
若い頃はともかく、中年以降はバックパック的な旅はちょっと厳しいわけです。
乗り物もホテルもある一定以上のレベルでないと、体力的にも気持ち的にも持ちません。
パッケージ旅行ではなく個人旅行でホイホイ海外へ行こうとすると、経験(旅慣れ)、語学、体力、経済力など様々な要素が満たされていなければなりません。

こうしてブログを書いていて、自分は「読書」、「海外旅行」、「神道」の友人を求めていることに気がつきました。
そういった分野の友人を作っていくのは今後の課題の一つであります。