伊勢神宮日帰り参拝 その2

伊勢神宮に日帰り参拝しようと考えてから、それ用にカバンを一つ買いました。
ちょっとフォーマルなリュックサックといった感じです。
伊勢神宮へのお参りは、黒の礼服で行くつもりです。
電車での移動なので、本もたくさん持っていこうと思っています。
そうすると必然的にカバンのカタチが決まってしまうのです。
靴は参道をたくさん歩くと思うので、黒の皮スニーカーで「フォーマルさ」と「歩きやすさ」の両方をクリア。

朝が早かったのと、酔い止めのアネロンを飲んでいたのとで、近鉄特急の中では爆睡。
読書どころではありませんでした。
神宮への参拝は、まず外宮(げくう)へ行き、そのあとに内宮(ないくう)へ向かいのが順序だそうです。
従って近鉄伊勢市」で下車して、外宮を目指すことにしました。
時間はまだ朝の9時前。
駅を降りたら真っ直ぐで、すぐに外宮に到着しました。

外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祭られており、内宮におられる天照大神(あまてらすおおみかみ)のお世話をするために、約1500年前に丹波の国からお迎えした神さまなのです。
神さまは色んな側面をお持ちで、大きく分けると「和魂(にぎみたま)」と「荒魂(あらみたま)」になるのですが、ひと言で言うと和魂は理念を、荒魂は活動を表すのだと思います。
個人的な願いは、豊受大御神の荒魂のほうでお祈りすべきだと読んだことがあります。

内宮で神楽(かぐら)を申込むとき、祈祷内容を書く欄があるのですが「商売繁盛」などという個人的な願いは書ける雰囲気ではなく、私はいつも「日本の繁栄」と記入しています。
私は「御垣内(みかきうち)」といって、普通のところよりも中で参拝させていただくのですが、御垣内に入ると圧倒的なオーラにいつも緊張してしまいます。

第1回伊勢神宮日帰り参拝は成功のうちに終えることが出来ました。
今回実行してみて「案外簡単に行って帰ってこられるものだなあ」という感想を持ちました。
また、日帰り参拝を実行してみて、いろいろと気がついたこともあり、これを次回に活かしていきたいと思っています。
関西は伝統のある神社が多くあります。
せっかく関西に生まれ生活しているのだから、そのアドバンテージを活かさない手はないと思うのです。