夢実現の法則

潜在意識を上手く活用しながら、自分自身は倦まず弛まず(うまずたゆまず)に努力していくというのが、私の理想の生き方です。
渡部昇一先生は「大島淳一」というペンネームで「マーフィーの法則」の本を何冊も出されているぐらいで、潜在意識を人一倍活用されているのは間違いがありません。
が、一方、何百冊もの本を書いてきたという努力も人後に落ちないものがあります。

谷口雅春先生は「生長の家」の創始者です。
宗教家なので神さまに自分自身を全託するという姿勢があります。
しかしながら自らは何もしないのかというと、そうではなく、九十数歳まで講演や執筆活動を続けるという努力をしてこられました。
若い頃は虚弱体質で結核にもなったのですが、最晩年までコツコツと働かれたのです。
サムシング・グレートにお任せしてしまうのだけれども、自らは努力を続けていくという生き方。

夢は潜在意識に頼んでおけば、勝手に実現してくれます。
ならば「成功」や「達成」のことばかりに心とらわれずに、自分自身は伸び伸びと「努力」のところを楽しんでいけばいいだけなのではないでしょうか。
目標達成の喜びは一瞬だけ。
しかしその過程を楽しむことが出来るのなら、最初から最後まで幸せなのではないでしょうか。

自分がこうなりたいという姿を潜在意識にインプットさえすれば、ほぼ間違いなく潜在意識がそれを実現させてくれます。
実に簡単なのですが、あえてポイントを言うならば「イメージ力が極めて大切」ということでしょうか。
成功者や偉人を見ていると「夢」をイメージする能力が極めて高いことに気がつきます。
夢の実現なんて「言った者勝ち」なのです。
書けばもっと実現する。
この世の真実は案外シンプルなのではないでしょうか。