「わくわく・ポジティブ・大安心」 その2

「ポジティブ」というのも長い間忘れていた考え方なのです。
縮小する日本経済と比例するように、私もここ十数年、すべてのことを慎重に、冒険しないように、守り一辺倒でやってきました。
ようやく長いトンネルも抜けたようです。
今の日本経済がそう悪いとは思えません。
「日本経済は悪い」という固定観念から早く脱出した人から順に、繁栄していくように思うのです。
現に私の友人が考え方を変えただけで、事業が飛躍的に伸びた例を知っています。

ポジティブとは積極性であり、前向きな考え方であり、また勇気でもあります。
必ずうまくいくという信念も必要です。
事業で迷った時は「それはお客様の役に立つかどうか」で判断して間違いがないと思います。
また正しい判断の時は、その決断が「お腹にスコンと収まる」感じがします。
何となく収まりきれずに消化不良感があるときは、判断が間違っているか、あるいはもう一工夫が必要な時ではないでしょうか。

ポジティブとネガティブとでは、夢の実現度が全然違ってきます。
ウソのような話ですが、潜在意識の中で自分が失敗することを願っている人すらいるのです。
成功することが不安なのです。
失敗してホッとしている自分がいるなんて、ちょっと悲しいではないですか。

夢実現のためにはポジティブな考え方のほかに「夢を書いてみる」という物凄い力を持った方法があります。
「書く」だけで夢は7割がた実現へと前進します。
精神世界の法則で、あたかも夢がかなったかのように「過去完了形(日本語には過去完了形がないので過去形)で言ってみる」という方法があります。

その願いが叶うことを祈る場合でも「○○が実現しますように」というのではなく「○○が実現し、ありがとうございました」と唱えるわけです。
潜在意識は現在と過去の区別がつかないようなのです(ついでに言うと他人と自分との区別もつかない)。
従ってまるで夢が実現したような言い方をすると、勘違いして夢実現を本当に実現させてしまうというわけなのです。