健康対策

私は基本的には健康体で、小学校、中学校は精勤賞、高校は皆勤賞でした。
大学は体育会の柔道部に所属していて、柔道にはかなり本気で打ち込みました。
そんな私ですが、今まで3回も入院の経験があります。
最初は44歳の誕生日。
結核で何と4か月も入院したのです。

何が何だか分からないままに結核病棟へ。
この経験は実に強烈でした。
よく「人生観が変わる体験」という話を聞きますが、この入院は私にとって“まさしく”その体験そのものでした。
人生観どころか性格まで変わったのです。
今まで気に入らないことがあると、すぐにイライラして怒っていたのが、退院後はそう簡単には怒らなくなりました。

次の入院は55歳の誕生日。
十二指腸潰瘍で下血していて、目まいで立ち上がられなくなり、初めて救急車に乗る体験をしました。
3日ほどで退院したのですが、それ以降は1年間ほど午前中のみの勤務とし、午後からは休むようにしていました。
そして3回目が昨年末。
同じく十二指腸潰瘍。
少し前にカノンが亡くなったので、ひょっとしたらそれが心的原因だったのかもしれません。

ここ2回ほどの入院で体重がそれぞれ3キロほど減り、その軽くなった体重を維持しています。
ピークから言うと8キロほどの減量となりました。
体重が1キロ減るとウェストが1センチ小さくなります。
ズボンがボソボソになるのが唯一のデメリットですが、お腹まわりがスッキリしてきました。

「95歳までバリバリの現役では働こう」と決めたので、健康管理には今まで以上に気をつけるようになりました。
柔道部に所属していたので、ずっと人の3倍食べていたのですが、今はかなり少食です。
昼食も抜いているぐらいです。
先日、試しにお昼を食べてみたのですが、やはり食べると調子が良くなかったのです。
強いお酒を飲むと、腸の調子が悪くなるということにも気がつきました(今まではこんな簡単なことにも気がつかなかったのです)。
今は暴飲暴食はほとんどありません。

運動は朝のビートとの散歩。
カノンの時は「のたりのたり」でしたが、ビートはさすが男の子、実に「さっさ」と歩きます。
先日、サッカーボールでビートと一緒に遊びながら歩いていました。
ところがちょっと強く蹴り過ぎ、それに対しビートが全速力で向かったものだから、それに引っ張られて私は宙を飛びました。
柔道の受け身のおかげでケガはしなかったのですが、足に肉離れを起こし“しばらく”立てませんでした。
いまだにビッコを引いております。

話が飛びました。
さてさて睡眠のお話です。
基本的には睡眠を削るようなことはしていません。
食べる方はちょっとストイックに制限をかけているのですが、睡眠に関しては取れるだけ取ろうという考え方です。
本の著者などを見ても、睡眠をシッカリとっている人の方が、いい本をたくさん出している事実があります。
ということで「食事・運動・睡眠」は、自分の理想とする方向へ進んでいるところです。