年千冊の読書力 その28

素晴らしい本との出会いは、人生最大の喜びの一つだと思いますが、そんなに素晴らしくない本でも、一つぐらいは学ぶことが書いてあります。
3冊読めば、3つは賢くなるわけです。
「お気に入り」の著者が見つかれば、もうそれだけで読書の魅力が倍増します。
自分が好きな分野が拡大すれば、本を読む喜びがそれだけ増えてしまいます。

本を読めば何でも知ることが出来ます。
従って「本を読めば未来も読める」のです。
いま今後の世界経済がどう動いていくかを必死に探っています。
将来を的確に知り、それに合わせて会社を変化させていきたいと思っています。

読書によって単に知識だけでなく「頭の栄養」も「心の栄養」も「至福のひと時」も得ることが出来ます。
こんなにスゴイことなのに、本を読まないのは実にもったいない話なのです。
本はその気になれば誰でも読むことができます。
また本さえ手に入れば、いつでも読むことができます。
読書ほど自分を成長させてくれるものはないのではないでしょうか。

自分が一番ワクワクする時間は何だろうと考えた時、私の場合は読書が真っ先に頭に浮かびました。
自宅にいて誰とも合わないのに、古今東西の英知とつながってしまうのです。
時空を超えた智恵や知識を座っているだけで得てしまうのは、まるで魔法のような力。
読書をすると、インスピレーションですら磨かれてくるようです。

読書は義務感では続きません。
やはり楽しまないと面白くないのです。
面白くないのは自分に興味がないから。
考えてみれば、興味が湧くものがない人生なんて実に悲しいわけです。
まずは自分に興味がある分野をいっぱい見つけるところから、読書人生が始まるのかもしれません。