クアラルンプールへの旅 その2

今回のクアラルンプールの旅は、初日に現地まで飛び、夕方ホテル着。
2日目の午前中に市内を回り、そしてその夜に日本に向けて飛び立ち「機中泊」という、ちょっと慌(あわ)ただしい旅なのです。
ちなみに3日目の朝7時に関西空港に到着する予定です。

初日はホテルに到着して、中華レストランでチャーハンを食べて終わりでありました。
一歩も街に出ていないのであります。
今回の旅のハイライトは、2日目のガイドを雇っての市内観光。
それも英語のガイドを頼みました。
ガイドさんは中国系の女性。
名前はフィージンさん。
「ビージン(美人)」とも聞こえるし、「不美人」とも聞こえるという微妙さ。
実際はどうだったかは、ここでは述べないことにしておきます。

マレーシアは13州から成り立つのですが、その中の9つのスルタン(「領主」とでも訳したらいいのでしょうか)が互選で「王様」を選ぶのだそうです。
王様を選ぶのに選挙があるのです。
半年前に新しい王様が決まりました。
マレーシア国第14代の王です。
84歳の方ですが、実は若い頃一度王様になっていて(第5代の王)、今回は2回目なのだそうです。
王様の任期は5年。
王を選ぶのに選挙があったり、任期があったりするのには、ちょっとビックリしてしまいます。

マレーシアは60%がマレー系。
30%が中国系。
そして後の10%がインド人始め、その他。
宗教はイスラム教が国教ですが、仏教やキリスト教やヒンドゥ教など、さまざまな信仰が認められています。

マレーシアは1957年にイギリスから独立したのですが、それまでの140年ほどはどこかの国に支配されていました。
まずポルトガル
その次がオランダ。
そしてそれに代わってイギリスが支配したわけです。

マレーシアで使われる言葉も、マレーシア語、英語、中国語などさまざま。
その中国語でもいろいろな方言が話されており、中国標準語(北京語)よりもむしろ広東語の方が広く使われているようです。
実際、ガイドさんと運転手さんとは広東語で話しているとのことでした。