クアラルンプールへの旅 その1

今回の旅は1泊3日のクアラルンプールへの一人旅。
7時40分に宝塚を出て、クルマに乗せてもらい関西空港へ。
通勤時間帯と重なったので、阪神高速が少し混んでいて、1時間20分で到着しました。
風邪薬と酔い止めの薬の両方を飲んできたので、車中では例によってウトウト&グッスリ。

飛行機に乗り込むと、隣の席にサングラスに金ぴかの腕時計の“こわもて風”の男性。
てっきり東南アジア系の人だと思っていたら読売新聞を読み始めました。
ちょっと得体が知れなくて不気味我です。

日本からマレーシアへは7時間ほど。
ヨーロッパだと13時間ぐらいかかるので、けっこう疲れるのですが、これぐらいだと問題なく我慢できます。
クアラルンプールの空港はキレイで立派。
パスポート検査のところで並んでいたら、中国語や韓国語やその他のアジアの言葉が飛び交っていました(もちろん日本語も)。
あたり一面アジア人ばかりで、白人や黒人は一人もいませんでした。

日本でマレーシア・リンギッドに両替したのですが、50リンギッド札(約1,250円)ばかりで、チップ用の小さなお金がなく、もう一度クアラルンプールの空港でも両替しました。

クアラルンプールは空港も立派ですが、高速道路も緑の中を走り、なかなか快適なのです。
空港から街中にあるホテルまでは約1時間かかりました。
走っているクルマを見ると、日本車が半分ぐらい占めている印象がありました。
ちなみにマレーシアは右ハンドルです。
かつての英国の影響なのでしょう。

高速道路から時たま分譲住宅の団地が見えるのですが、しゃれた感じでレベルも高いのです。
マンションも見かけることがあるのですが、これらのデザインもいいように思いました。
豊かな中間層が育っているのかもしれません。
まだ空港からホテルに着いたばかりなのですが、少なくともそこまではヨーロッパと比べても全く遜色がありません。

マレーシアで見かける看板はローマ字(たぶんマレーシア語)や漢字が使われ、日本人が見ても違和感はありません。
字がわかると、何となく安心できます。
街中ではイスラム風のスカーフをした女性をよく見かけます。
マレーシアはイスラム圏でもあるのです。

ホテルは「マンダリン・オリエンタル・クアラルンプール」。
なかなかいいホテルです。
部屋のテレビは「シャープ」製でした。
最近海外へ行っても韓国製のテレビが置いてあることが多く、さびしい気がしていたので”ちょっと”うれしく感じました。
ホテルの中の中華レストランへ行って、チャーハンを食べて初日は終了とあいなりました。