もう普通に歩けます

本を読まないと、どうもスッキリしないのです。
ジョギングを習慣としている人が、ジョギングをしない日があると物足りなさを感じるのと同じことかもしれません。
今年の年賀状に「目標月100冊の読破」の旨を書いたのですが、これは相当手ごわい目標であることを思い知らされています。

「宣言すれば実行せざるを得ないので何とかなる」と昔聞いたことがあるのですが、そのやり方は私の場合どうも相性が悪いようです。
私の場合は「有言実行」よりも「無限実行」の方が適しています。
派手に宣言した時は、実行できず恥をかくだけ。
コツコツと黙って努力していく地味な生き方の方が、心の安定のためにもずっといいように感じています。

時間に追われています。
「やりたいこと」や「やるべきこと」が多過ぎるのかもしれません。
それらをもっと絞るべきなのかもしれません。
例えば語学一つとっても、英語ぐらいで満足しておればいいものを、ドイツ語や中国語にまで手を伸ばそうとするから大変になる…ということなのですが、でもやっぱり英語だけじゃ面白くないのです。

幸い私の場合は95歳までバリバリの現役なので、1日は短くてもトータルではたっぷりと時間があります。
焦らずに「やりたいこと」を追求していくのが、やっぱりこの世に生まれてきた喜びなのです。

さてさて「ふくらはぎ『ブチッ』」のその後の報告です。
朝、小走りに走っていて、ふくらはぎが「ブチッ」といったかと思うと、突然その場から動けなくなりました。
次の日の東京出張はおろか、数日後に控えているミュンヘン行きのキャンセルも一瞬脳裏をかすめました。
次の日の出張は取りやめ、一日おとなしくしておりました。
おかげで本が6冊ほど読め、それはそれで有意義でした。

2日後に信頼のできる整体師さんの所へ行きました。
これでもう完璧。
ほぼ普通の状態に戻りました。
カノンとの朝の散歩もこなせそうです。
震災でも体調でもそうですが、普通のことが普通にできるほど幸せなことはありません。
神様に感謝です。
あとは淡々と「やるべきこと」をやっていくのみです。