やる気の継続

「頑張らなければ面白くない」というのは勉強でも、スポーツでも、仕事でも同じです。
趣味だって頑張らなければ面白くならないのです。
私は学生時代ずっと柔道をやっていましたが、やはり強くなると面白いのです。
面白いとますます努力する。
努力するとますます強くなる。
強くなるとますます面白くなる…。
これを善循環というのです。

80歳代のマラソンランナーのお話を聞いたことがあります。
その人のモットーは「楽しく、ムリせず、楽もせず」というものでした。
まずは楽しくなければ続かない。
またムリすると続かない。
しかしながら楽もせず、ある一定以上の負荷をかけることによって常に成長していくことができるのです。

この世のすべてのことは「やる気の継続」によって成り立っていると思うのです。
途中でやめるから物事が成就しないのです。
どんなに優秀なスポーツ選手であっても、やる気をなくすと途端に後退してしまいます。
驕りや飽きによっても「やる気の継続」は困難になります。

やる気を持った人と話をすると、とても刺激になります。
逆に「やる気」のない人と接していくと、こちらまで「やる気」が失せてしまうからご用心。
やる気のない人や運の悪い人とは、極力距離をおいていかないと、こちらのエネルギーまで吸い取られてしまうのです。
運の悪人とお付き合いして運気を持続できるほど、こちらだって強い運があるわけではないのです。

松下幸之助竹村健一のような人でも「運のいい人と付き合う」もしくは「運の悪い人とは付き合わない」を座右の銘にしていたことを知り、ビックリしたことがあります。
私はたまたま不動産業に従事しているので、不動産にも「運のいい物件」と「運の悪い物件」があることを知っています。
それをもう少し体系的にしたものが風水や家相なのでしょう。

江戸時代の開運研究家の水野南北は、凶相であっても「食」をコントロールすることによって福運に変わることを自ら経験しています。
即ち食のあり方が人の運命をも左右するのです。
同じことが不動産にも言え、掃除を徹底することにより、具合の悪い不動産が運の良い不動産に変わるという法則があることを発見しました。
もちろんその逆のケースもあるのです。