不労所得の元

年がいって体が動かなくなると、不労所得がなければ不安です。
不安とまでいかないとしても、不労所得がないと「ゆとり」を持った暮らしが出来ません。
例えば私の場合、躊躇なく海外旅行に行ける余裕が欲しいと思っています。

元気なうちに「汗水たらして」不労所得の元を作るべきだと思うのです。
自分だけでなく、息子にもその考えを伝えたいと思っています。
「若い時は遊ぶべきだ」という人がごくたまにいますが、これは絶対間違っています。
それが証拠に、そんなことを言う人にロクな人はおりませんでした。

不労所得の作り方は色々あるとは思いますが、一番ポピュラーなのは不動産。
アパートや賃貸マンションや収益ビルや駐車場がそれに当たります。
本業が忙しかったり、所有数が多くなったりすると、自分一人では管理できなくなります。
いかにいい物件を探してくるかも重要ですが、いかにいい管理会社に出会えるかも大きなポイントになります。

不動産投資には、いくつかのリスクがあります。
入居者(テナント)が埋まらなかったり、滞納が発生したりというリスクもありますが、早い話が今回のような震災は大リスクでもあります。
不動産投資では「ローリスク・ローリターン」もしくは「ミドルリスク・ミドルリターン」くらいがちょうどよく、「ハイリスク・ハイリターン」は避けるべきだと思っています。

また不動産には建物自体が劣化するというリスクもあります。
古い物件の中には、利回りは随分高いけれど、修繕費ばかりかかるというものもあります。
またその時期や地域によって、流通性が非常に悪くなることがあります(つまり売りたくても売れない)。

これらをクリアできる投資は他にないかと考えた時、オーソドックスですが「株」が思い浮かびました。
投資と投機は違い、私の考える「投資」は「売った・買った」の世界ではなく、応援したい会社をじっくり育てていくといったイメージです。
勉強を始めてみると、株の世界もけっこう奥が深いことを知りました。
世界情勢から財務分析まで、勉強することがいっぱいあるのです。