語学のCD

私は留学をしたことがないので、私の語学の弱点はヒアリング力ではないかと思っています。
日本語でも人の話は聞いていないほうなので、ましてや外国語まで聞いておられないということではあるのですが、やはりヒアリング力は会話の基本でもあるわけです。
今は昔と違い、その気になれば「聞く」手段はCDやインターネットなどいくらでもあります。
昔ならFEN放送を聞ける地域に住んでいるかどうかでハンディがあったかもしれません(関西は残念ながら電波が入りませんでした)。

ラジオ英会話を20年間聞き続けた経験はあるのですが、音声インプットの必要量は全然満たしていないように思います。
『デグチ・メソッド』でも、まずは圧倒的な音声インプットを説いています。
机の前に座ってCDをじっくり聞くという暇はあまりないので、もっぱらお風呂で聞くようにしています。
お風呂の中へも持ち込めるCDプレーヤーを実は5つも購入しました(それぞれ違う言語のCDを入れるため)。

私はマルチリンガル(4カ国語以上のマスター)を目指しているので、英語、ドイツ語、フランス語、中国語のCDを聞きたいわけです。
少しモノになっているのが英語とドイツ語、ついでに言うなら、ほぼ完ぺきなのが日本語。
中国語はキゲンよく勉強していたのですが、尖閣沖の事件や中国人の交通マナーの悪さを思い浮かべるとモチベーションが下がってしまい、中断していました。
でも台湾でもマンダリン(中国標準語)を話していることが分かり、今はまた勉強しなおそうかという気になっています。
フランス語はシンガポールで買った旅行会話のCDがなかなかいいので、それをポツポツ聞きだしています。

書店で売っている語学CDは、その内容は概ねどれもいいように思います。
中には抜群にいいのがあり、香港で買った英語の解説による「中国語」や、シンガポールで買った同じく英語解説の「ドイツ語」などは、かなり「お気に入り」の部類です。
聞いていて楽しく、努力感なしに勉強できてしまえるのです。
そう言えば両方とも、リズム感のある音楽をバックに、例文が話されています。
音楽を入れるのは、ひじょうに大切な語学学習のノウハウなのかもしれません。