わが知的生活 その2

いま私は月に84冊の読破を一つの目安にしています。
月に84冊だと年千冊になるからです。
とりあえず、この月84冊を100冊にしようかと考えているところなのです。
今まで生まれてから一度だけ月100冊を読破したことがあります。
この時の感想は「案外月100冊は簡単かもしれない」というものでした。

正直なところ、夜の予定は読書の敵です。
しかしながら、この世的なお付き合いもあるわけで、この兼ね合いがまことに難しいわけです。
でもやっぱり何かを犠牲にしないと、事は成就しないと思うのです。
私の場合その犠牲が、コンサートであり観劇であり、ゴルフであるわけです。
ゴルフは別にやりたいと思わないのでいいのですが、人脈や社交という意味では、やはり犠牲という言葉を使ってもいいかもしれません。

生活をシンプルにし、ちょっぴりストイックにして、自分のやりたいことに一点集中。
それだけで人生が終わったとして、はたして後悔するでしょうか?
私は全く後悔しないと思うのです。
知的生活に重点を置いていきたいとは思っていますが、仕事も外すわけにはいきません。
まわりを見ていても、仕事をしない男や仕事が出来ない男は全然魅力がありません。
「男は仕事だ」は基本中の基本だと思うのです。

きのう初めて河合敦さんをテレビで見ました。
この人が書く日本史はとても面白く、私の「この著者の本は全部買う」の一人にも入っています。
もっと年配の人なのかと思っていたら、私よりもひと回り下の45歳。
現役の高校教師なのに、バンバン面白い本を執筆しているのはスゴイと尊敬しています。
聞くところによると、朝4時に起きて執筆活動をしているのだとか。
遊ぶ時間が全くないのが悩みの種とのこと(たぶん全然悩んでなんかいないはずです)。