学習言語の変更へ

先日、東京お台場のビッグサイトで行われた「旅行博2010」に行ってきました。
海外旅行で知りたい情報がいくつかあったからです。
すごい人出で、見ただけで大成功というのが分かったのですが、会場入り口正面の大きなスペースが空いたままになっていました。
各国のダンスを披露するスペースかなと思っていたのですが、出店する予定の中国が例の尖閣諸島の問題で、突然キャンセルしたためだと分かりました。
思わず「アホちゃうか」とつぶやいてしまいました。

私が北京に行く前日ぐらいに事件が起こったのですが、滞在中は全く何の影響も感じず、無事旅から帰ってきました。
今年に入ってから中国語をかじり始め、北京では中国語のCDやパソコンソフトも買ってきて、キゲン良く学習しているところでありました。
しかしながら、今回の中国の傲慢さや、中国人の運転マナーの悪さなどを思うと、こんな言語を学んでいて意味があるのかと、疑問に思えてきたのです。
モチベーションがぐんと下がってしまったというわけです。

今まで自分のこと以外で悩んだりすることはあまりなく、ましてや国を憂うるがために心が沈むということなど皆無でありました。
が、今回は例外。
中国の態度もさることながら、こんな頼りない政治家の人たちに日本を任していていいのだろうかとも思うわけです。
でも、自分自身は何もできない歯がゆさ。
これ以上書くと、読んでいる方も不愉快になるのでやめますが、今の私の心情を一言で言うと「今に見ておれ!」なのであります。

ということで語学学習の方も、順番を変えようかと思っています。
今のところ、日本語⇒英語⇒ドイツ語⇒中国語という順番で来ているわけですが、中国語は少し後回しにしようかと思います(ひょっとしたら何十年後?)。
普通は「マンダリン」とか「北京語」とかいう中国標準語を学ぶわけですが、中国語にもいろんな種類があります。
上海のファッション業界では北京語を話すと、ちょっと野暮と見なされるそうですし、香港なら圧倒的に広東語。
現地では「上海語」や「広東語」の学習CDも売っています。
もし特定の地域が気に入ったのなら、そこの現地語を学んだ方がずっと役に立つかもしれません。
ということで今回、中国標準語学習はお預けなのであります。