書を持って旅に出よう 北京編 その10

最後の日は午前中に本とお土産用のお茶を購入し、16:05の中国国際空港に乗るべく、早い目に空港に到着しました。
ものすごく肩がこっていたので、空港内にあるマッサージ店へ。
搭乗時間との兼ね合いで、30分やってもらうことに。
ちなみに30分188元(約2,500円)でありました。
結論から言うと、ムチャクチャ気持ちよく、疲れが吹き飛び、これで生き返りました。
たまにはマッサージもやってみるものです。

帰りは3時間程のフライト。
次の日に「帝国ホテル大阪」でセミナーを受講する予定になっており、関西空港に夜8時過ぎに到着したのですが、自宅に帰らずに、そのままホテルへ。
ホテルのロビーで中国人観光客のグループを数組見かけ、ちょっと驚きました。
経済面では日中は相互に依存する関係なのですが、そこに政治や軍事が入ってくると、途端に“ややこしく”なります。
良くも悪くも、中国という隣国と、いかに上手く付き合っていくか(あるいは付き合っていかないか)は、日本にとって大事な課題に違いありません。

まずはともあれ、今回の北京旅行も無事終わりました。
旅に出ると、知らず知らずのうちに、必ず何かを学ぶことが出来るように思います。
近隣アジア都市巡りも、プサン、香港に続いて、今回の北京で3回目。
すべて一人旅なのですが、だいぶ要領がつかめてきました。
欧米に行くのに比べ、日数も短くてすむし、心理的にもアジアの方が楽な気がします(同じアジア人なので)。
何よりも、今アジアは元気。
600年ごとに文明は西洋と東洋が交代で勃興していくのだそうです。
今まではアジアでは日本だけが突出していて、他の東洋諸国は見るべきものがなかったのですが、今後はアジアから学ぶ機会が多くなりそうです。