書を持って旅に出よう 北京編 その6

2泊3日の北京への一人旅。
初日は夕方に到着したので、ホテル周辺をぶらぶらする程度。
少しブラブラしすぎて、ホテルに帰ったのが午後7時半。
ホテルの中華レストランへ行ったのですが、残念ながら満席。
仕方がないので、クラブラウンジへ行って簡単なスナック程度の夕食で我慢することにしました。
体が「中華モード」になっているのに、あっさりしたものを食べるのは、ちょっとつらいのです。

2日目は丸一日の観光。
しかも車は一切使わずすべてオン・フット(歩いて)。
繁華街を通り、紫禁城をめぐり、天安門広場へ。
足が棒のようになりました。
ホテルへは昼食も食べずに午後3時頃に帰り、ビールを飲んで、そのまま昼寝。
午後6時ごろに起き出し「今日は満席になる前に中華レストランへ行こう!」。
しかしながら喫煙席がようやく1テーブル空いているだけで、危うくセーフ。
けっこう高額なレストランなのですが、中国の景気の良さを実感しました。

中国の中華料理と、日本の中華料理を比べるならば、圧倒的に日本の方がおいしいように思います。
たぶん中国は社会主義をやって貧乏しているうちに、料理の質が落ちたのに違いありません。
以前、カナダのバンクーバーの中華料理を食べた時、あまりのおいしさに驚いたことがあります。
それは香港が中国返還になる時に、一流のコックやレストラン経営者が、カナダに逃げてきたからなのです。