書を持って旅に出よう 北京編 その4

deguchi2010-09-18

2泊3日の旅であれば、真ん中の2日目がまるまる観光に使えます。
故宮へ歩いていくことにしました。
途中「玉府井大街」の繁華街を通っていきました。
商店のレベルとしては、そんなに洗練されてはいない印象を持ちました。
上海と北京は違う国だと思った方がいいという人もいるのですが、上海人から見れば、北京は田舎かもしれません。
同じことがベトナムでも言え、南のサイゴンホーチミン)と北のハノイを比べると、同じ国とは思えないほど、首都のハノイは見劣りします。
なぜ南ベトナム北ベトナムに負けたのか、いまだに理解できないぐらいです。

さてさて「大井府大街」で、大きな書店を2軒発見(ガイドブックで調べてはいたのですが)。
うち1軒は6階建てぐらいでビル全体が書店という本格的なもの。
本好きな私は、それを見てちょっと興奮。
が、中へ入ると、あまりの暗さにこれまたビックリ。
こんなに暗い本屋は初めてです。
電気代を節約しているのかもしれませんが「その国や地域の書店のレベルと民度とは正比例する」のだから、もう少し「あかぬけ」(垢抜け・明ぬけ)してほしいものです。

上海の浦東地区を歩いていると、超高層ビル群に圧倒されるのですが、ここ北京ではそれほどのビルは見かけません。
大阪の御堂筋と同じぐらいでしょうか。
普通に歩いていると分からないのですが、少し先のビルを見るとスモッグで霞んでいます。
ウソかホントか知りませんが、北京の交通警官の寿命は短いと読んだことがありますが、そうかもしれないと思いました。