継続は才能を凌駕する

早朝の勉強の効率がいいのは、まだ頭がボウ〜としている間に、始めてしまえるからでもあります。
勉強などは構えるとダメなのです。
まずは始めてしまうこと。
掃除だってそうなのです。
まだお盆休み中の3日前の外の掃除もそうでした。

やり始める前は気が乗らなかったのですが、実際にホウキをもって掃き出すと、そこは掃除道5段の実力。
あっという間に調子に乗ってきました。
やり出してわずか3分で玉のような汗。
下手なダイエットより、よっぽど効果ありです。
実際、約1時間半の掃除で1.5kg体重が減っていました。

とにかく「いかにサッと始めてしまうか」が人生の一大事。
理屈っぽい人が、人生でなかなか成功をおさめないのは、始める前にいろいろと考え過ぎるからなのでしょう。
「いかにサッと始めてしまうか」の原則で行くならば、「簡単なもの」や「興味のあるもの」から始めるのが一番いいわけです。
全部やろうと最初から考えるから手がつけられないのであって、まず手が出るところから始めればいいわけです。

モノゴトを成し遂げるものはただ一つ「やる気の継続」。
スポーツだって、お稽古事だって、勉強だって、仕事だって「やる気の継続」以上に重要なものはないと思います。
私がハマっている語学などは特に「やる気の継続」以外、修得する術(すべ)はありません。

では才能は必要ないのでしょうか?
自分が好きなことや「やってみたい」ことには、もう既に才能があるのです。
私は子供の頃から「物理学者になろう」とか「宇宙飛行士になろう」とかということを、全く思ったことがありません。
なりたいとも思わない。
つまりそこには才能がないのです。
少々の才能は、コツコツ続けていく努力には結局は勝てないのです。
継続は才能を凌駕するのです。