年千冊の読書力 その2

「この人の著書は全部買う」お気に入りの著者が30人ぐらいいると自分では思っていました。
先日、地下の書庫に行って調べてみたら「お気に入り」著者は100名程もいました。
無論もう亡くなっている方もいるし、最近は全然本を出さなくなった人もいるので、今後も本をどんどん出してくる人に絞ると、やはり30人ぐらいになるのかもしれません。

地下の書庫は、著者の名前で「あいうえお」順に整理されています。
例えば「あ」の書棚のところに行けば、「あ」の名前の著者がずらりとならんでいるわけです。
自分で読んだ本なのに、こんなことを言ってはおかしいのですが、著者の名前も忘れてしまっているような本が少なくなくありませんでした。
もう一度「お気に入り」著者だけを集めて、本の整理をしてみてもいいかもしれないと思っています。

例えば今、本の新聞広告を見た時ほぼ間違いなく買うのは、五木寛之、井上和弘、池上彰石川洋、石原結實、岡本吏郎、大前研一岡崎久彦大竹愼一大川隆法鍵山秀三郎木村秋則黒田龍之助日下公人黒田勝弘、幸田昌則、柘植久慶津本陽(エッセイのみ)、中島誠之助、中島嶺雄、長谷川慶太郎日高義樹三橋貴明、三野正洋、宮崎正勝、村上和雄、望月実、山田日登志、渡部昇一といった著者でしょうか。
ちょっと多過ぎて参考にならなかったかもわかりません。

この中で私の図書館(地下の書庫)に500冊以上本がある(つまり500冊以上の本を書いてきた)のが、渡部昇一先生、長谷川慶太郎さん、そして大川隆法さんの3名。
まだそんなにたくさんの本は出していないけれど「ゼッタイ買う」のが、三橋貴明さんと柘植久慶さん。
三橋貴明さんはエコノミストなのですが、書いている内容も面白いし、読んでいて「目からウロコ」が何回もありました。
柘植久慶さんは、慶応の学生なのにフランスの外人部隊に所属していたという、普通のモノサシではちょっと図りきれない人で、その本は「痛快」としか言いようがありません。