お風呂専用語学CDプレーヤー

香港の英語専門の書店に立ち寄った時に、買う本がなくて、仕方なしに中国語とドイツ語のCDを買ってきました。
これが予想以上にスグレもので、全く努力感なしに楽しく聞けるのです。
防水(防滴)CDプレーヤーを持っているので、お風呂に持ち込んで聞いています。
ただCD自体を入れ替えるのが面倒くさく、そこでもう一つ購入し、中国語用とドイツ語用の2つのCDプレーヤーを駆使することにしました。

そうすると英語専用のCDプレーヤーも欲しくなり、結局3つのプレーヤーを持つことに。
お風呂に入る時は、気の向くままに、そのどれかのCDを持ち込むわけです。
元々がダイエットを兼ねた入浴なので、30分間はお湯に浸かっています。
この時間がまるまる語学の勉強に使えるようになりました。
「お風呂に入ってまで語学の勉強!?」ということなのですが、CD自体がとても面白いので、全然苦痛にはなりません。

中国語は始めたばかりなので論外ですが、大体が英語にせよ、ドイツ語にせよヒアリング力に自信がありません。
これは留学をしたことがない人間の弱点だと思っているのですが、日本語でもあまり人の言うことは聞かないので、外国語なら尚更(なおさら)仕方がないと思っていました。
しかしこのお風呂CD学習法なら、一挙にこの弱点が補強できます。

「語学学習は時間とお金をかけよ」と読んだことがあります。
トロイの遺跡を発見したシュリーマンは、語学の達人でもありました。
若い頃に貿易商で成功し、一生経済に困らない状態になると、トロイの遺跡発掘に情熱を傾けたのですが、習得した語学は十数カ国語に及んだと言われます。
ちなみにその学習法は、学ぶ外国語で作文をし、それをネイティブに直してもらい、直した文を暗記するというものです。
外国語の本一冊を丸暗記もしたそうです。
ネイティブに直接学ぶわけですから、お金もかかったに違いありません。