リーマンショックから今までの出来事 後半編

2009年3月には「NY株7,000ドル割れ」、「欧・英0.5%利下げ⇒欧1.5%・英0.5%」、「米失業率8.1%に悪化」が続きます。
経済とは関係がないのですが、3月24日「原ジャパンWBCで優勝」と、これは明るいニュース。
「日本の輸出額、前年比1月46%減、2月49%減」、「三井住友FG⇒最終赤字3,900億円」。
北朝鮮テポドン2号を発射したのが4月6日。
5月になると神戸で新型インフルエンザが出たこともあり、街から人影が消えて行きました。
ある意味、世界経済危機よりも、こちらの方が余程影響が大でした。

6月になると「NY原油7ヵ月ぶり70ドルへ」と資源高の様相が。
余ったおカネの持って行き場がなく、再び資源への投資に向かっているといったところでしょうか。
「米失業率9.4%に」と失業率の方は確実に上昇していきます。
6月の中旬になると「日経平均8カ月ぶりに1万円へ」となります。
7月には「都議選、自民惨敗」で、8月には衆議院選があり「民主圧勝308議席」と続きます。
9月16日に鳩山内閣が発足し「支持率75%」。
9月25日には「G20サミット、円が急伸89円台」となります。

今回の世界同時不況と円高のもと、日本企業が外国の企業を買収し、静かに次のステップの準備をしていることが、案外知られていません。
日本製紙、豪3位を買収」や「住友林業、豪住宅大手を買収」などです。
10月になると「9月の欧州新車販売9.6%増」や「世界の株式市場の時価総額『危機前』に迫る」と、経済が持ち直してきた記事が出てきます。
しかし一方「大卒内定来春3割減(対本年度)」など、企業はまだまだ脇をしめていることが分かります。