働いて活性化

秋のシルバーウィーク5連休は、当社は水曜日の定休日のみを休業。
あとは営業していたのですが、電話や来店数も少なく、ついでに言えばコインパーキングの利用も少なく、今年春の「新型インフルエンザ」の時の様な雰囲気がしました。
新型インフルエンザの時は、学校も休校になったのですが、街を歩く人影も少なく、車も少なかったように思います。
地域経済にとっては「世界経済危機」よりも「新型インフルエンザ」が与える悪影響の方が大きかったように思います。

やはり経済や経営にとっては「活気」がとても大切であることがよく分かりました。
デフレの時代は「活気はないけれど、落ち着いている」が特徴ではないかと思います。
高齢者の人口増加も同じような現象を引き起こすのではないでしょうか。
日本人一人ひとりの活性化も、ものすごく大事なことだと思います。
会社の定年を「脳」の定年にしてはいけないのです。
語学一つとっても言えるのですが、60歳近くになっても、いくらでも能力開発が出来るのです。
これはドイツ語クラスの仲間を見ていてよく分かります。
なにせ50歳代後半からドイツ語を始めてマスターしてしまう人が何人もいるのですから。

ゴールデンウィークやお盆や正月の間は、会社自体が1週間ほど休むのですが、長期休暇で最初の2日も休むと、私自身はウツの状態になってしまいます。
海外へ出ていくというのも、実はその意味もあるわけです。
もし自分が会社を辞めたなら「ガックリと気力を無くした状態」になるのではないかと予想しています。
よく海外のビジネスマンで、若い時に成功し、早々にリタイアして、あとの人生存分に楽しもうとする人がいますが、観察していると大抵「ガックリ人生」になっているとのことです(ソニーの元社長が本に書かれていました)。

「海を眺める別荘でゴルフ三昧」も毎日だと飽きてしまうのでしょう。
やはり人は神様から与えられた役割を果たしていくところに、達成感や充実感を感じるのに違いありません。
実際「仕事に打ち込んでいる人」と「仕事をしていない人」とではオーラが違うし、話をしていても面白さが格段に違ってきます。
やはり私は仕事をする人でいようと思うし、「誰が何と言おうと徹底的に仕事をしていく」が自分にとってはベストの選択だという気がしています。