トロントの街をゆく その3

トロントの国際空港です。
帰りの飛行機の待ち時間に、うまくワイアレスネットワークがつながり、ブログを送ってみます。

トロントは中華街、コリアタウン、リトルイタリー、ギリシャ人街、ポルトガル人街、インド人街、アイルランド人街など、異国のコミュニティー街がいたるところにあります。
完全なインターナショナルシティ。
飛行機でトロントに着いた時も、大きな荷物を一人3つずつぐらい持った、インド系の顔をした家族を見かけました。
あれは観光なんてものじゃなく、まさしく移民。
新しい人生に幸多かれと思わず祈りたくなったものです。

タクシーのドライバーを始め、レストランで働く人たちなど、目にする範囲で、さまざまな人種を見かけます。
アジア系もインド系もトルコ的な顔も黒人も、むろん白人も。
白人などはこちら側が区別がつかないだけで、たぶん白人の中でも数多くの系統があるにちがいありません。

こういうインターナショナルな都市だと、それぞれの民族を認め合っていかないと、都市全体が成り立ちません。
民族間の寛容性だけでなく、トロントは同性同士の「愛」にも寛容です。
同性同士で結婚できるのだそうです。
またゲイの街もあるとのこと。
ナイアガラの滝の見学に行った時にも、何組もの同性同士のカップルに出会いました。
またこれが全然違和感がないのですね、ここトロントでは。
何というか、許容量が大きい街なのです。

8月のトロントの気温は、半ソデで暑くもなく寒くもなく、むろん蒸し暑さは全くなし。
かなり快適であります。
ただしこれが冬になると、あっさり氷点下20度以下になったりします。
従って地下街がよく発達しているとのこと。
トロントは治安もよく、好感度の高い街です。