新しいパソコン

新しいレッツノートが来ました。
4台目です。
銀、青、黒と来て今度の色は赤。
インターネットやメールの設定や、今使っているパソコンのデスクトップのファイルをそのまま移す作業を専門家にやっていただきました。
自分だけでは時間も能力も足りないからです。

武士には「生活は質素に、しかし刀にはいくら贅沢をしてもいい」という価値観があるのだそうですが、私も知的生活の道具にはお金を惜しまないようにしようと思っています。
まだ家からインターネットが出来る設定が出来ていないので、新しいパソコンの使い心地はよく分かりません(このブログは今までのパソコンで書いています)。

パソコンが普及するようになり、それまで大変だった調査などが“いとも”簡単に出来てしまえるようになりました。
もうパソコンなしでは仕事になりません。
しかしながら渡部昇一先生がパソコンを使っておられるかというと、そうではないと思います。
同じ80歳代の長谷川慶太郎さんは理科系の頭なので、パソコンは使っておられるかもしれません。
鍵山秀三郎先生はたぶん全く使っておられないように思います。

阪神大震災の時はまだパソコンはほとんど使われていませんでした。
一部オタクが使っていた程度で、メールならぬパソコン通信が通信手段だったようです。
1995年のことなので14年前。
ということはここ10年程の間に情報大革命が起こったということになります。
18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで起こった産業革命に匹敵、もしくは凌駕する革命だと思います。

私がパソコンに目覚めたのは1999年。
この頃に会社のホームページも立ち上げました。
同じビルにパソコン教室ができ、そこで勉強したのもよかったですね。
業界の会報誌の編集長で、いろいろな不動産会社に取材で訪れたのもラッキーでした。
パソコンを既に業務に活用している会社の姿を見て、イメージがハッキリしたし、自分たちにも出来るのではないかという確信のようなものも得ることが出来ました。

「自分は一生パソコンは使わないだろう」と思っていた時もあったのに、いろいろなご縁で始めることが出来て本当によかったと思います。
当時毎週水曜日の夜に、あるロータリークラブの会合に行っていました。
ところが商工会で、同じ時間にパソコン教室が開かれることになり、迷った末パソコン教室の方を選択しました。
結論から言うと、これが私の「パソコン開眼」の第一歩となりました。
結局ロータリークラブの方は辞めることになったのですが、まあ仕方ないですね。