オバマ大統領のような英語を話すには、やはり訓練が必要とのこと。
いったん自分の地(じ)の英語を捨て、それなりの英語を習わなければいけないらしいのです。
それを指導するプロもいるとのこと。
ネイティブだって一度英語を捨てて学び直さなければいけないのであるならば、白紙から学ぶ私たちと条件はそんなに変わらないのではないかと思うのです。
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英語を学ぶことにおいて、ネイティブには絶対勝てないような気がするわけですが、well educated English(教養のある英語)やsophisticated English(洗練された英語)という一段高い英語になれば、そんなに引け目を感じることは何もないと思うのです。
ましてや「読む」「書く」などの知的作業になれば、ちょっと努力するだけで、あっという間に平均的なネイティブのレベルを超えてしまうはずです。
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日本語だって、本を1冊も読まなかったり、ハガキ1枚書かなかったりする日本人よりも、コツコツと日本語を勉強している外国人の方が、日本語の能力が上まわる可能性が大です。
また「ビジネス英語」というのがあるように「ビジネス日本語」もあるわけで、日本人だから当然の如く「ビジネス日本語」が話せるわけでは決してありません。
逆に訓練によって外国人が「ビジネス日本語」をマスターすることも十分可能です。
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この4月から、中国語と英語と日本語が完璧なFさんから、英作文を習うことになりました。
Fさんは私よりも20歳も年下。
そうでなくてもムチャクチャ忙しいのに「続けることが出来るのだろうか?」と心配ではありますが、この機会を逃すと、一生勉強しないことだけは確かなので、この際頑張ってみることにいたします。
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一つの語学を学び、活用していくまでには、普通10年以上かかります。
5カ国語ぐらいマスターしようと思ったら50年。
だから私は95歳までバリバリの現役で学んでいかないと、時間がないのです。
一生懸命働いてきたこの数十年を無駄とは思いませんが、仕事だけで人生を終わってしまうのもちょっと悲しい。
さてさて、英作文の実力がぐんとアップするのか、それとも途中でギブアップするのか?
ギブアップした場合は、たぶんその話題は今後ブログに載せないはずです。
乞うご期待。