KKDの会

deguchi2009-02-25

KKDの会というのがあります。
関西のK校と東京のK校と京都のD校の、3校の卒業生で、不動産関連業に従事する人たちの集まりです。
きのうはその情報交換会と懇親会がありました。
長い間ご無沙汰していたのですが、心を入れ替えて参加することに。

結論から言うと、参加してよかったと思います。
現実の経済と不動産の動きが身近によく分かりました。
宝塚に籠(こも)っているだけでは、やはり井の中の蛙になります。
きのうの情報交換会には50名ほどの参加者、懇親会では80名ほど(なんで懇親会の方が人数が多いねん!)。

若い頃は人脈作りに熱心だったのと、体力があったのと、バブル的経済で浮かれていたのとで、こういった会には30ぐらい入っていました。
30も会に入っていたら、月1度の会合でも毎日出ることになります。
会費だってバカになりません。
一度すべて整理してみることにしました。
その中で残ったのが3つ。
例会が地元で週に1回ある会と、月に1度東京に不動産の勉強に行く会と、そしてこのKKDの会。
せっかくだからこの際、この3つだけは全部行ってみようと思っています。

きのうの会で聞いたお話。
大阪北新地の飲み屋が300件ほど店を閉めたということ。
あるユニークな全国規模の小売店が、今なお土地を購入し店舗拡大意欲満々であること。
神戸港からの輸出が半分になり、倉庫の利用も激減し、倉庫を一括で貸したいとの話。
大阪のまともな貸しビルでも、テナント料は共益費込みで1万円で借りられること。
老舗の料理店を廃業し、そこにオフィスビルを建てたが、1階以外は申し込みが少なく苦戦しているとの話。
直接的な物件の案件がない場合でも、生の経済を知れるのは大いにプラスです。